昨日、今任期最後の大宮駅GCS化構想特別委員会が開催されました。



特別委員会は、常任委員会と違い任期の区切りで一度解散することとなります。そのため、任期の最後には4年間の調査研究に基づいた何かしらのアクションを取ることが通例です。



しかし、この任期中にGCS化構想はほぼ進捗せず、特別委員会としても市執行部側からの説明を一方的に聞いているだけで、正直4年間の調査研究に渡る成果を残せるか、大変厳しい状況にありました。



そこで、逆転の発想で代表質問の際に自身が取り上げた「駅前広場の再整備推進の提言であれば、まとまるのではないか?」と思い、小森谷委員長に相談し、許可をいただいた上で、案文を作成し各会派の調整に入らせていただきました。



私は、そもそもGCS化構想における再開発と駅広再整備は、ある程度切り離して進めて行くべきであると考えています。



それは、以前の代表質問でも申し上げた通り、GCS化構想において他の4つの事業が付加価値の事業であるのに対して、駅広再整備だけがマイナスをプラスにする是正の事業であるからです。



現在、大宮駅東口駅前広場は、違法行為を助長する極めて不適切な状況にあります。そのマイナスである状況は何よりも優先して取り掛からなければいけません。



駅前広場再整備は、現行のGCS化構想とは切り離してでも速やかに推進すべきです。



今回の提言書提出にあたり、ご協力いただいた全ての会派の皆様と小森谷委員長に感謝申し上げるとともに、現在も大宮駅東口をバスで利用する一市民として、そして特別委員会副委員長として、駅前広場再整備を力強く推進していくことをお誓い申し上げ結びとさせていただきます。