令和2年2月に片柳小中学校の魅力化に向けて、片柳地区が一丸となって義務教育学校設置の要望を提出させていただいたことはご案内の通りです。



その後2年間、コロナを理由に完全に放置状態であり、幾度も議会において教育委員会より謝罪が繰り返されましたが、進む気配がありませんでした。




そこで今年2月、予算委員会の場において、教育委員会ではなく財政局に対して「財政面からみても、片柳地区に義務教育学校を設置することは有意義ではないか?」との質問をし、財政局からは「とても有意義である」との答弁が返ってきました。
 


以上を踏まえて、財政局に対して、改めて現行のままのパターンと義務教育学校を設置したパターンでのコスト試算を実施するよう提案し、この度財政局からその試算結果が示され、先日要望団体の各代表に対する説明会が教育委員会主導のもと実施されました!



説明された試算は以下の5パターン。




結果、義務教育学校を設置する②〜⑤のパターン全てが、通常の①に対して、コスト削減に寄与することが報告されました。




このことによって、片柳地区において義務教育学校を設置することは、教育面でメリットがあるだけではなく、財政面でもメリットがあることがエビデンスにより示されました。




併せて、地元から義務教育学校設置の要望が出ているのも市内においては片柳地区だけです。




これで、片柳地区における義務教育学校設置が進まなければ、どこかで行政が歪められていることになります。




要望書の原案である提案書及び構想をまとめてからは3年以上が経ちました。




来年には統一地方選挙も控えてはいますが、片柳地区の魅力向上に向け、そして地域の発展のために、必ず片柳地区への義務教育学校設置を実現させるとの強い思いで、引き続き取り組んでまいります。