平成30年6月定例会の一般質問において「クラウドファンディング型ふるさと納税」を活用して、児童養護施設等退所者を支援する制度を創設するよう提案させていただきました。
 
 
 
 
 
 
一般質問から遡ること2ヶ月前の4月に、市内の児童養護施設カルテットにて、当時大宮東RAC会長として、施設の子ども達向けに講演会を主催させていただきました。
 
 
 
 
 
その企画を通じて、児童養護施設等退所者を取りまく多くの課題を認識し、既にクラウドファンディング型ふるさと納税を活用して、先進的な支援事業「せたがや若者フェアスタート事業」を行っていた、世田谷区に視察に伺わせていただき、制度設計に関して勉強をし、一般質問において提案させていただいたという経緯になります。
 
 
しかし、お役所特有の縦割りの弊害等により、なかなか実現に結びつけることが出来ず、令和元年9月決算委員会や令和2年2月予算委員会など、複数の場面で継続的に提案をさせていただいておりましたが、この度の令和3年度当初予算案にて予算を計上していただくことが出来ました!
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、さいたま市の制度では「クラウドファンディング型ふるさと納税」を活用して、県と協働しながら「住宅補助」と「居場所づくり」の支援を実施するとのことです。
 
 
 
これに、「給付型奨学金」を加えることが出来れば「せたがや若者フェアスタート事業」と同レベルの充実した制度にすることができます。
 
 
 
この度、予算化に向けてご尽力いただいた職員の皆様には心より感謝を申し上げ、引き続き生い立ち関係なく誰もが活躍できる社会、フェアスタート社会の実現に向け取り組んでまいります!