現在も日本各地で大雨が降り続いており、多くの水災害を引き起こしています。
この度、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
 
 
さて、比較的災害に強いと言われる、さいたま市ですが、昨年の台風19号では多くの地域で浸水被害が起きており、この度の長雨に関しても心配されている方は多くいると思います。
 
 
私の住む、見沼区片柳地区でも、中川という地域では昨年床上浸水が発生するなか、普段避難訓練の時に使用してる指定避難場所の学校(校庭)が貯水池となっているために、水害時は避難場所に使えないなど、今までの震災のみに重点を当ててきた避難想定に多くの課題があることが露呈しました。
 
 
避難する場所がないというのは、本当に切実な課題であり、中川自治会からもこの課題に対するご要望をいただいておりました。
 
 
そうした現状を踏まえて、私から中川自治会に、大宮典礼会館を運営するサイカン株式会社さんとの災害協定を結ぶことを提案させていただきました。
 
 
内容としては災害時における、大宮典礼会館の敷地内への避難、車の駐車、トイレの提供等を盛り込んだものであり、本日、両者合意のもと協定書の締結が実現しました!
 
 
 
この様な協定は、昔から行われてきたものではありますが、行政では担いきれない公的役割を民間が担う『新しい公共』のあるべき姿のひとつであると考えています。
 
 
今回、地域の安心安全のためにご協力いただいた、サイカン株式会社さんには、心より御礼を申し上げます。
 
 
これからも、市民が安心安全して住み続けられる地域の実現に向け、引き続き邁進して参ります!