行政視察2日目は、青森県青森市にお伺いしました!

 

 

青森市といえば、全国でも富山市と並ぶコンパクトシティの分野では先進的な都市で、コンパクトシティという言葉が普及する前より、まちづくりの方針として集約的な都市構造の構築に向けた取り組みをしていました。

 

 

コンパクトシティを形成する都市構造の基本的な方針として、青森駅を中心に同心円上に「インナーシティ」「ミッドシティ」「アウターシティ」の3段階で土地利用を区分しています。

 

 

 

これは、都市計画の線引きとは一線を画すものであり、良好な住宅地エリアである「ミッドシティ」には市街化調整区域が含まれ、2000年代には市街化調整区域内において区画整理を実施し、市街化区域へと編入しています。

 

 

まさに現状の土地利用を図面化しただけのさいたま市の都市計画とは違い、この街をどのようにしたいのかという明確な青森市の街づくりに対する理念とメッセージが受け取れます。

 

 

次回のblogでは、アウガ 再生などの具体的な例に基づいて、青森市のまちづくりについて、ご案内したいと思います。