サッカー敗退!その後の感情から見えるもの | お客様の心にささる文章講座

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サッカー日本代表が
ベルギーに3-2で敗退し

 

初のベスト8に
あと一歩のところで
手が届かなかった。

 


日本が先制し、
2点リードの優位な状況だった
にもかかわらず

 

世界の壁はあまくなかった。

 

 

勝てた試合だったからこそ
なおさら悔しい気持ちだ。

 

試合を観戦していた人は
おそらく同じ気持ちだろう。

 

 

試合後のインタビューで

 

西野監督が
「何が足りないのか?」

 

長谷部選手が
「まだ整理しきれない」

 

と答えた気持ちは
私も同じだ。

 

 

しかし、もし

この試合運びが
相手に先に2点リードされた
試合運びだったら…

 


おそらく
試合後の悔しさも
また違うものになったはず。

 


同じ3-2であっても

先に優位な状況をつくって負けるのと

劣勢な状況を挽回して負けるのでは

 

試合後にもれる一言が
変わってくる。


もし今回の試合が後者ならば
「日本はよく粘り強く頑張った」
「この粘り強さが日本のサッカーだ」
と満足していたかもしれない。

 


しかし

今回の試合はその逆。

 

日本が勝った瞬間を
イメージできたからこそ
負けた時の反動が大きかった。

 


人間の心理は
プラスとマイナスの
変化量が大きいほど
人の心に深く影響を与える。

 

これは
セールスライティングでも
よく使われる手法だ。

 

 

今回の試合は

もともと格上の相手で

引き分けに持ち込めれば…

と期待もそれほどではなかった。

 

これが、まさかの試合展開だった。

 

良く考えれば

試合後に
「気持ちが整理しきれない」
と呆然としてしまう気持ちは

 

日本も世界の強豪チームに
仲間入りに近づいている
証拠ではないか。

 


W杯の決勝トーナメントに
出場するのは今や当たり前。

 

それがベスト8は当たり前
となる日はそう遠くないだろう。

 

 

サッカー日本代表も

これまで紆余曲折あった
道のりだったが

 

なにより
強敵に伍して健闘したことを
心よりたたえたい。

 


桜井圭