皆んなに助けてもらえる人
友人から、南方への吉方位旅行に誘っていただき、先日にグアムから帰ってきたのですが
帰国後2日目の朝のこと・・
夢の中で大変なことに気がついて、ウルウル(/_;)しながら目を覚ましました。
夢ノートに書いて終わりにしようと思いましたが、クライアント様が読んでくださるので
「私もまだまだ前に進みますよ~」というお便りとして記します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
夢を見てウルウルで目覚めたのは
夢の中で
「グアムでのことは、事前のセルフ・ヒプノセラピーで潜在意識に叩き込んんだこと、そのものだと気づいた?」
と示されたからです。
すっかり忘れてグアムに行ったのだけれど、実は旅行10日ほど前に、思い付きでセルフ・ヒプノセラピーをして、自分自身に「ある宣言」をしたのでした。
特に悩みや問題もなく行ったので、終えた途端に忘れてしまったんですね。
◇
そもそも久し振りのセルフ・ヒプノセラピーをしようと思ったのは、12月を迎えると言う時期に、何となく一年を振り返ったことがきっかけです。
ここ2〜 3年、毎日がとにかく楽しくて、朝起き抜けから超ハッピーで、特に今年はその度合いが益々アップ!
朝起き抜けからご機嫌な音楽をかけて踊りながら窓を開け、軽く家事を済ませて、神棚と仏壇(もどき)に手を合わせ、心から幸せの感謝を伝え、世界の平和を祈って始まる日々。
と、のほほーんと過ごした一年。
でも、1つだけ…
これで良いんだっけ?
と頭をよぎるんです。
この先に大きな願望や目標というものを持たずに、ノホホンと幸せに過ごして人生を終えて良いんだっけ?
だって下手すると、あと20年以上も人生は続くわけで、うっかり長生きしてしまったら30年⁈
子育てが終わり、大好きな父を見送り、特に大きな役割りを持たず、たいして人の役に立たない人になって、そのままでいいんだっけ?と。
これまでの人生がずっと超多忙の連続だっただけに、今年のノホホン毎日に感謝しながらも、ちらちらと疑問も浮かんでしまう。
そもそも、
今年は何を成し遂げたっけ?
犬を連れたローカルの女の子が
砂ダルマを作っていました
毎年、年初めに一年の目標やテーマを掲げると、年の終わりには不思議なくらいにクリアしていることが多かったのに、今年は何かクリアした?
まてよ!
今年あと一ヶ月で、今からでもクリアできることが何かしらあるかも
そう思い立ち
テーマの無いセルフ・ヒプノを始めましたのでした。
人生って面白いです。
何も問題がなくたって、自分自身の改善点なんて幾らでも見つかって人生が改善されてしまうのだから。
セルフ・ヒプノセラピーで見たもの
目を閉じて呼吸を整え、潜在意識の中に潜って、自分自身に「今私が見るべきものは何?」と問いを立てます。
しばらくして私が戻ったのは、
子供の頃(9才〜)に離れて暮らす父の家に、夏休み、冬休み、春休みに泊まりに行っては、いそいそと家事をしている場面でした。
え~!またここ?
どうして?
と思いました。
これまでヒプノセラピーでこのシーンが何度か浮かび上がっては、しっかりと癒し、そのお陰でセラピー後の人生に変化を体験していたからです。
なのに、またここ?
何なわけよ…⁈
セラピーの時に、何度も癒したはずの場面が、再度浮かび上がることは、よくある事です。
理由は三つ
今回は③の理由によるものでした。
その頃の私は、普段の生活では母に代わって家事全般を受け持ち(母が仕事で忙しく、家事が苦手だったので)
さらに、父と母の別居によって一人暮らしをしている父のもとに、学校の長期休みに戻っては大掃除や家事をしていました。
男の一人暮らし故に汚れているお風呂、トイレ、キッチン、押し入れの奥まで、数ヶ月分の汚れを父が仕事で出かけた後に掃除し、ご飯を作って帰りを待つのが毎回のパターン。
父が大好きだし、父は世界一私を愛してくれていたし、私は大掃除をアビールすることもなく、ただ父のために何か出来ることがとても嬉しかったんですね。
以前にこのシーンをセラピーした時には、「嬉しい」という気持ちの端っこにある「無理や頑張り過ぎ」を解放したり、子どもらしくいられなかった過去を癒したのですが
今回は以前の感情は浮かんでは来ません。
では何なの?
と集中していくと
ハッとしました。
Aさんと私の関係性が全く同じだ、と気づいたんですね。長い年月の友人との関係性です。
大切な人の役に立てるのは幸せなことだけど、逆に私が困っている時には助けてもらえない。助けてもらえないから、一人でなんとかして乗り越えてしまう。
私は何でも一人で乗り越えてしまうんです。
やり抜いてしまう。
それは私に乗り越える力が育った、とうことでもあり、今後もどこまでも行ける気もするけれど
一方では、「人に全面的に頼ることだって有り難いのだ」ということや、「脱力して甘えることから自分を遠ざけてしまう」ことにもなっている。
ありゃー、と思いました。
Aさんとのこと…そうだったね。
大好きなエリザベス・キューブラー・ロス博士は、死後の研究をし、医学界に緩和ケアーを打ち立てるなどの偉業を成し遂げたけれど、晩年には「人として誰かの役に立つことと誰かに助けてもらうことは等しく重要だ」と説きました。
そうだよね…。
小学生の私だって、誰かに守って欲しかったよね?
何の心配もなく、責任なんか持たず、子どもとして過ごす時間がもっともっとあっても良かったよね。
私は大切な人との関係で、一方的に頼られてしまう現実を作ることが多いのです。でも、私が助けて欲しいときは助けてもらえない。それは私の問題なのです。
人に甘えられない、などの傾向は
「子供の頃に愛されなかった人の特徴」などと簡単に括られる問題ではないことを、私は当事者としてもセラピストとしても良く知っています。
頼られる内容や、その関係性も、パターンは1つや2つではなく、とんでもなく重たい共依存から、沢山の人を助ける孤高の人という形など、いくつもあるのです。
精神性の高い成功者には、このパターンが多いですし、エリザベス・キューブラー・ロス博士はまさに孤高の救済者そのものです。
子供の頃の私に話を戻すと、
数ヶ月ぶりに会う父親の役に立つ事は幸せそのものだったけど、母との生活での困難から助けて欲しいこと、救ってほしいこともたくさんありました。
でも、1人で過ごしている父にはそれは言えなかった。父が優しくて、世界一私を愛していることがわかればこそ、守って欲しいとは言えず
誰にも言えず、一人で泣いて、一人でいろいろ試して、一人で乗り越えてきました。
そうだよね…
だから大切なAさんとの長年の関係性も、いつの間にか同じになってた。
今回は自分に次のことを許すために、ここを思い出したようです。
あの頃の私に
ありがとう!すごかったね。
偉いよ!よく乗り越えてきたね。
と労ってから、誓いました。
・私は助けられていい
・私は守られていい
・私は大切にされていい
・私はいっぱいの愛をもらっていい
・私は想像を超えるギフトが届き続けます
そう自分に大きく許可を下ろして、セルフ・ヒプノセラピーを終えました。
そして、すぐにケロッと忘れてしまったけれど
グアムで何があったかを羅列してみます。
どれだけ人に優しく助けられ、守られたか。
私が気が抜け過ぎとも言えますが…m(__)m
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
🔶グアムの空港に到着早々、機内持ち込みのボストンbagを一つ紛失してしまった。
ホテル到着直後に気づきフロントに相談…。フロントの方は空港へ電話をかけて問い合わせてくださり、私と空港職員さんとの会話を取り次いで、夕方までに回答を下さることになりました。
お手数おかけしましたm(__)m
🔶夕方まで待てず空港へタクシーを飛ばしました。
JALの方に相談すると、数人であちこち足を運び捜索してくださいました。
とんでもなくご負担をおかけして申し訳なく「私の責任ですから、もう充分です」と言ったのに、友人は「いや、諦めないで」と言ってくれて。
相当の時間探して下さったけれど見つからず。
もし見つかったら連絡を下さる約束をして下さいました。JALって凄いです。
本当にありがとうございました(T . T)
🔶その時の空港へのタクシー運転手さん。
「空港に行くのにスーツケースを持ってないのは何故?」と質問してくださったので事情を話すと…
なんと、翌日にご連絡をくださり「荷物は見つかりましたか?大丈夫?」と気にかけてくださっていてビックリ!
ありがとうございますm(__)m
🔶翌日の朝。ツアー会社(HIS)からのLINE!
紛失したボストンが見つかり、午前中にはタモン地区のツアーデスクに届けます、というんです!
嘘でしょーーーーー!?
諦めていた荷物が見つかっただけじゃなく、ホテル近くのツアーデスクまで届けてくれるなんて!
なんという天の助け(T . T)
🔶その朝はシュノーケリングのツアーがあったのですが、紛失荷物の連絡でバタバタして出かけたので、スマホを部屋に置き忘れる失態!
もーー、私は何やってんだよぉ!!!
バスの運転手さんに相談。ホテルに電話をしてくださり、ホテルのスタッフさんは直ちに私の部屋を捜索し、スマホを見つけてバス運転手さんへの電話を折り返して伝えてくださいました。
皆さん、本当にごめんなさい。
本当にありがとう(T . T)
🔶シュノーケリングから戻ったあとに、ホテル近くのツアーデスクにボストンbagを受け取りに行きました。
皆さん、何というご親切!
お手数をおかけしたのは私なのに、皆さん揃ってステキな笑顔で迎えて下さいました。
しかも韓流スター並みのイケメンスタッフさんが「旅先で荷物を紛失して、とてもお困りだったでしょう。見つかって本当によかったです。」
と超々爽やかにおっしゃるではないですか。
HISさん、LeaLeaカウンターの皆さん、ありがとうございました(T-T)
🔶最近できたグアム・ドンキはあまりに広くて、欲しい物の場所を探すのが大変!荷物陳列していたスタッフさんに尋ねると、申し訳なくなるほどずーーーっと、走り回るように探して下さいました。
お仕事の邪魔をしてしまったのに、本当にありがとうございましたm(__)m
🔶帰りの飛行機の中。食後にコーヒーをお願いすると客室乗務員の方がカップをテーブルに置く際にJALのマークが書いてある方を、とても丁寧に私に向けてくださったのです。
日本人のおもてなしってすごい!と感動し、つい「JALのマーク可愛いです!」とつぶやくと、
立ち去った乗務員さんがすぐに戻ってきて、ビジネスクラス用のお菓子とおしぼりを手渡し「お試しください^ ^」と。
隣の友人は「けいこさん、引きが強いよ〜」と言ってくれたけど、いやいや、皆さんのご親切には心から脱帽です。
◇◇◇
こんな風に助けられっぱなし、大切にされっぱなしのグアムは、コロナ前より観光客も少なく、海が美しく、人が穏やかで温かく、心から癒されました。
最終日には、お天気雨が降ったり止んだりの中で海に入ったのですが
次から次へと虹や、彩雲や、龍神のような雲のオンパレード!
海の中で浴びる温かい雨は相当に気持ちよく、ローカルの人達がのんびりと楽しむ姿も、何とも言えない幸せな時間。
まるで天国みたいだと感じました。
この四日間、セルフ・ヒプノセラピーのことはすっかり忘れていたんですが…
帰国後二日目の朝
夢でそのことを丁寧に示されて、「そういうことだったのか…」と感謝でウルウルしなごら目が覚めました。
その時点で感動なのに、ベッドから体を起こし、いつもの流れで音楽のシャッフルボタンを押したら
JD・サウザーの「you’re only lonely」が流れてきたんです。
余りの驚きにウルウルどころか、ドォーッと涙が溢れました。だって出来過ぎだよー!
この曲は
「1人で負担を抱えている時や困ったときには呼んでくれていいんだよ。恥ずかしがらなくていいんだ」という歌です。
湧き上がる感動で
ベッド上でグアムの方向(南)を向いて手を合わせてしまいました(笑
潜在意識は凄すぎます。
あれ以来、不思議なことに、目を閉じるとまぶたの裏にうっすらと虹が浮かぶようになっています。
人の後ろに虹のようなものがうっすら見えたり。
人は
自分が意識しているもの、よく知っているものが見えるように出来ています。グアムで沢山の虹を見たからかな?
いずれもしても、自分が決めたことが起こり続けます。意識しないものは起こりません。
このまま、ノホホンと過ごして良いのか?との疑問から始まったセルフヒプノセラピーでしたが
何でも自力で乗り越えるだけでなく、誰かに助けてもらうことを自分に許すことや、のんびり過ごすことも楽しむ、という学びを得た12月でした。
今年まだもう少し時間がありますから、皆さんも何かを決意、宣言してみませんか?
来年までよく考えて、年初めに決意&宣言するのもいいですよね。
皆様の毎日が喜び多いものとなりますように。
産業カウンセラー&ヒプノセラピスト
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