啓projectです。
12月、クリスマス前ということで
今日は「賢者の贈り物(The Gift of the Magi)」
のお話。
オー・ヘンリーの作品です。
有名なお話なので知っている人も多いと思います。
ぼくは学生のころに英語のテキストか何かで
読んだ気がします。
あらすじをざっくりと。
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あるところに貧しい夫妻がいました。
クリスマスが近いということもあり、
相手にプレゼントを買うためにお金の工面を
考えていました。
妻は、夫が大事にしている懐中時計につける
鎖を買うために、自分の髪の毛を売って
鎖を買います。
夫は、妻の美しい髪をとく櫛を買うために、
懐中時計を売って
櫛を買います。
お互いのプレゼントは
行き違いになってしまいましたが、
二人の愛はさらに深まり
最高のプレゼントになったというお話。
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とてもいいお話です。
この話を聞いての感想は
人それぞれだと思います。
プレゼント使えないなら意味ないじゃん。
と言う人もいるかもしれません。
でもやっぱり、
自分のために
大事なものを売ってまで
プレゼントを用意してくれたと思うと
それがなんであれ嬉しいですよね!
プレゼントはそのモノ自体より
気持ちが大事なんだと思います。
価値観は人によって違うので
その価値観が共有できる相手がいいですよねw
高価なモノじゃないとダメだと
思っている人もいるかもしれませんが
そういう人はちょっと。。
贈り物も「相手の為に」
と思って贈ると相手にも気持ちが
伝わると思います。
たまに「相手の為に」
じゃなくて、「自分の為に」
贈る人もいます。
「こんなプレゼントする自分すごい」
「これだけのものを贈れば自分を見直すはず」
「自分が好きなものは相手も好きなはず」
こういう気持ちだと伝わらないですよね。
「自分の為に」プレゼントを贈るとはこういうことです。
単なる自己満足です。
贈り物をすることがいいことではありませんよねw
贈り物をするときは、見返りを求めたりするのではなく、
「相手の為に」ということを考えられれば、
きっと伝わると思います☆
もちろんモノだけではなく、
何かをしてあげたりするときも同じですよね。
それでは!


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