啓projectです。
いよいよ今週末は色彩検定です!
2016年冬期試験です!
最近、色彩のお話をしていなかったで、
久しぶりに色彩のお話をしますw
今回は
「コンプレックスハーモニー」
について。
これは、配色技法のことです。

(日本色研様から拝借)
まずは色彩検定では基本となるPCCS色相環を使います。
検定を受けない人にもわかるようにざっくりお話していきます。
コンプレックスハーモニーとは
「不調和の調和」とも呼ばれます。
日本語的に矛盾してるような気もしますよねw
どういうことかというとちょっと不自然なかんじが
するけども、調和してるかんじです。
(もう一つナチュラルハーモニーという自然に見えるものの
配色技法があります)
色相環では基本的に、
黄に近い色が明るく、青紫に近い色が暗くなっています。
つまり、上にある色の方が明るく、
下にいくほど暗くなるということです。
これが自然に見える色ということになります。
それではコンプレックスハーモニーとはなんなのか?
というと、
まず例を出してみますね。

こんなかんじです。
コンプレックスハーモニーとは
黄に近い色(上にある方の色)を暗くし、
青紫に近い色(下にある方の色)を明るくする
配色技法のことです。
この例だと、左の茶色は、橙を暗くした色です。
(色相環上に茶色はありません。
茶色は橙に黒を足した色になります)
そして右は、青を明るくしています。
(青に白を足しています)
普段見慣れなかったり、
少し違和感があるので
新鮮なかんじがする配色です。
この配色がサラッとできる人は
オシャレ上級者かなと思いますw
ちなみにコンプレックスハーモニーは
色彩検定2級の内容に含まれています。
(2級のテキストを参照しています)
そして、1級の2次試験などにも
出題されやすい内容なので
1級受ける方も覚えておいてくださいね!
細かい明度はもしかしたら覚えなくても
いいかもしれませんが、
明度がポイントであることを知っておいてください。
それでは!


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