啓projectです。
以前、大学入試問題でおもしろい問題を見つけました。
神戸大 2009年文系の問題です。
けっこう有名かもしれません。
じゃんけんの問題は確率の問題として定番ですよね。

この問題はまず「じゃんけん」の説明から入ります。
グー、チョキ、パーではなく、
「石」「はさみ」「紙」と表し、勝ち方も書いてくれています。
これはたぶんですけど、
「じゃんけんなんて知らないし!」というクレーマー対策だと
思われます。
「そんな遊びしたことない」「ルールがわからない」と
言い出す人がきっといますよねw
この問題のおもしろいところは、
4つ目の手として「水」をつくります。
「水」は、「石」と「はさみ」には勝つが、
「紙」には負ける手としています。
そして最後に、5つ目の手として「土」をいれます。
そして、勝敗の優位性が変わらないようにするには
この「土」の勝敗規則をどのようにすればよいか。
という問題です。
新しいじゃんけんのルールです。
おもしろくないですか?
こういう問題を見ていると、ただ勉強だけしてきたのではなく
頭の回転がいい人を欲してるのかなと思います。
表をうまく使って、
ひとつの手が2種類の手に勝つように決めれば、
うまくいくと思います☆
大学の受験問題は、おもしろい問題が多いです。
大学によって個性がありますし、
有名大学ほどおもしろい問題を用意してきます。
大人になってから高校数学とか
受験の問題を見るとおもしろく感じたり、
今なら意味がわかることがたくさんあります。
無理やり詰め込まれるから
数学離れが広がるんじゃないかなあ。
パズルとかゲーム感覚で勉強できるように
してあげてほしいです。
あ、「土」の勝敗規則わかりました??
答えを書かないわけにはいきませんよねw
「紙」と「水」に勝ち、
「石」と「はさみ」に負ける。
そうするとどの手も2つに勝って2つに負けるようになります。
ちょっと文字ばっかりで申し訳ないですけど、
図や表を使って考えればそんなに
難しくない?と思いますよ。
楽しいと思います☆
ちなみに、
「水」と「土」をどんな手の形で表すかはわかりません(笑)
それでは!

