啓projectです。
今日は色彩のお話をしますね☆
点描画法という絵の描き方を知っていますか?
言葉の通り、「点」だけで絵を描いていきます。
この手法を用いた人で有名なのは、
ジョルジュ・スーラです。
「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
などが有名です。
どこかで見たことがあると思います。
この点描画で使われているのが、
「併置加法混色」と呼ばれているものです。
視覚混合などいろいろと呼ばれているかもしれません。
簡単に言うと、隣り合う色と混ざって見える現象です。
小さすぎて目が判別できなくなるみたいです。
黄と赤の細かい点をずっと並べていくと、
橙に見えてきます。
ちょっと雑ですがざっくり作ってみました。

この色も拡大してみると、

となっています。
Excelでがんばりましたw
これが併置加法混色です。
ディスプレイであったり、テレビであったり、
この技法がよく使われています。
印刷物でも色を混ぜているところと
併置加法混色で表しているところがあります。
この技法を使った点描画法ですが、
ひたすら点だけを使って描くので
もちろんたいへんな時間がかかります。
しかし、メリットもあります。
減法混色のところでもお話ししましたが、
絵具など色料は混ぜれば混ぜるほど
色が暗くなっていきます。
点描画を使うことで色を混ぜないので
色が濁らずそのまま使うことができます。
スーラは1800年代の画家です。
そのときにこの技法を使っていたと思うとすごいです。
この技法は現在の印刷の基礎にも
なってるんじゃないですかね。
ちなみに美術は専門外なので
間違っているところもあるかもしれません。。
すいません。。
というわけで、今日は併置加法混色のお話でした☆
ちなみに、
色彩検定3級のテキストに載っています。
気にしていないところにもたくさん色が使われています。
意識して見てみるとおもしろいですよ☆
それでは!

