啓projectです。
今日は数学の雑学です。
ここに、厚さ0.1mmの紙があります。
これを半分ずつに折り続けていくと、
厚さが厚くなっていきますよね?
それでは、何回折ったら
月まで到達するでしょうか?
ちなみに
地球から月までの距離はおよそ38万kmです。

1.2048回
2.1005回
3.255回
4.88回
5.42回
6.16回
それでは答えをどうぞ!!
スケールが大きい話でビックリですよね。
そんなことできるの?と思うのが
最初の印象だと思います。
計算できる人は計算をしてみてください。
わからない人は直感で!
答えは5!!!
42回です。
たったの42回です。
42回紙を折れば月まで届く距離になります。
すごくないですか??
目の前の紙切れがですよ!
計算はそんなに難しくありません。
要するに1回折るごとに厚さが2倍になっているということです。
1回折る→2倍
2回折る→4倍
3回折る→8倍
・
・
・
10回折る→1024倍
という風になっていきます。
ものすごい勢いで増えていきます。
(2の何乗かということですね)
これは高校生で習う、「対数」で計算するか、
次のような計算で計算できます。
0.1mm
↓
0.0001m
↓
0.0000001km
となります。
これに2の何乗をかければ、38万kmを
越えるかという計算をします。
2の42乗は、4398046511104 です。
よって、
0.0000001×4398046511104を計算すると、
439804.6・・・
となり380000を越えることになります。
41回では220000ぐらいなので
まだ越えません。
というわけで、
紙を42回折ると月に届くというお話でした。
あ、でもこれは計算上ですよ。
実際には無理ですw
まず紙はそんなに折れません(笑)
人間の力的にも、紙の材質的にも。
マンガ雑誌ぐらいの厚さの紙の束を
半分に折れないですよね。
真ん中から切って重ねていくという方法なら
できるかもしれません。
でもですね。
今度は紙が半分ずつ小さくなっていくということなので
最初はめちゃめちゃ大きな紙が必要となりますw
というわけで、
今日のお話は
「紙を42回折ったら月まで届く!!
でも、実際には無理だけどw」
というお話でした。
誰かに話したくなりませんか?(笑)
最初の紙の厚さの設定で
ちょっとだけ誤差が出たりもします。
(数学を勉強している人は対数の計算で
できるようになっておいてくださいw
問題集などにも載っていると思いますよ)
それでは!

