啓projectです。
昨日の減法混色に続き、
今日は加法混色のお話です。
加法混色の「加法」とは、
色を混ぜると明るくなるということです。
減法混色とは逆です。
加法混色が使われているのは、
身近なところですと、テレビだったり、
ディスプレイだったりいわゆる画面ですね。
加法混色の三原色のことを「色光の三原色」と呼んだりもします。
つまり光を使った混色です。
加法混色の三原色は
RGBです。
赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色です。
3色を混ぜると白になります。
図で表すとこんなかんじ。
減法混色と違い、背景が黒(何も光ってない)になります。
小さい頃にテレビをめっちゃ近くで見たことないですか??
画面スレスレぐらいの距離でw
そうすると、小さいRGBの光がたくさん並んでいたと思います。
子どものときは何かわかりませんでしたが、
この3色を使って画面は色を表していることになります。
太陽の光を白く感じるのもすべての色が混ざっている状態です。
白い光というものはありません。
なんか不思議ですよね。
さて前回の減法混色の図と、今回の加法混色の図を見て、
何か気づくことはありませんか??
そうなんです!(たぶん気づいたと思うのでw)
図の2色を混ぜた色のところが「逆」の三原色になっているんです!
上の加法混色の図で2色が重なっているところを見ると、
CMYになっています。
また、前回の減法混色の図で2色が重なっているところを見ると、
RGBになっています。
でも3色混ぜた色は混色によって違うので注意が必要です。
これは知っておくと便利ですよー。
色彩は楽しいですよね☆
それでは!
