減法混色 | 啓project(生涯学習応援project)

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こんにちは!
啓projectです。


今日は混色のお話です。

混色には大きくわけて、
「加法混色」と「減法混色」があります。

テレビなど画面で使われるのが加法混色、
印刷などに使われるのが減法混色だと
思ってください。


その中で今日は減法混色についてお話しします。
(加法混色はまた別日で!w)

「減法」とはどういうことかというと、
混ぜると暗くなるということです。

小さいときに絵具を使っていろんな色を混ぜていくと
どんどん暗い色になり
思ってた色と違うー!と思ったと思います。

キレイな色を作ろうとたくさんの色を混ぜると
どんどん黒に近づいていきます。
これが減法混色です。

最近の身近なところでは、
カラープリンタがありますよね。

インクは、
CMYK
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック

このCMYは減法混色の三原色(色料の三原色)と呼びます。

図で表すとこんなかんじです。



減法混色

CMYを混ぜることで理論上、黒は作れるのですが
完全に混ぜ合わせることができず、
キレイな黒がつくることができません。
そのため黒が別に用意されています。
黒をつくるために毎回3色を混ぜるというのも
たいへんですしねw
別に黒を用意することで
印刷をラクにしています。

また、最近では、
ライトシアン、ライトマゼンタなどの
薄い色のインクも用意されているようですね。

これはなぜだかわかりますか??

インク高いのに色が増えてイヤだ!
と思いますよねー。。


超ざっくり説明します。
三原色から薄い色をつくるとき、
薄い色というのは、インク(点)を間引いて
紙の白と混色させることで
薄く見せています。

なので、インクの消費は少ないのですが、
間引いている分、画質が荒くなったり、
細かい部分を再現できなくなったりします。

そのためにライトシアンなどを使って
画質を保てるようにしています。


必要ない方もいるかもしれませんが
ちゃんと意味があるんですw



色彩検定が近づいてきました!!

ブログでも色の話は「色彩」というタグで
話をしているので、また読んでみてください☆


それでは!
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