こども禅大学のホームページリニューアル中につき、中身を大きく更新します。

大竹からのあいさつも、新しくします。ぜひご高覧ください。感想もいただけたら幸いです。
 

 


 




私の娘は5歳の誕生日を迎えた3ヶ月後に「発達障害」の診断を受けました。自閉スペクトラム症、いわゆるASDです。

その診断を受けた場所には、もう一人、お母さんがおられました。診断を受けたお母さんは、気も狂わんばかりに涙を流していました。そして妻も、その日は放心状態になってしまったそうです。

いっぽうの私にとっては、「やっぱり!」が素直な気持ちでした。虫や花への興味、没頭する様子、マイペースにマイルール、自分を見ているようだったのです。得心しました。そして決意したのです。

その場の私は、医師や心理士たちに向かって「ヨシ!ワクワクする!」と言い放っていました。ずいぶん仰天したことでしょう。

事実、私はワクワクしていたのです。発達障害のこどもとお母さんの支援に身命を賭することこそ天命だ、とはっきり知ったからです。これぞ孔子が言っていた「知命」!探しても見つからなかった天命が、向こうからやってきたのです!哲学的知見も教育現場で得た体験も、この天命のための礎だったのです。

この天命の実践こそ、「こども禅大学」の幕開けです。

娘の診断を受けるまでに22冊の書物を著してきました。私は一貫して、「キャリアや評価よりも、しあわせを実感する体験と環境が大事。そして自分のこどもがしあわせであるためには、他のこどももしあわせでなければならない」、と言い続けてきました。

ASDである娘がしあわせであるためには、同じようなこどもたちがしあわせでなければなりません。

そして、こどもたちがしあわせであるためには、誰よりもまずお母さんが笑顔でリラックスしていなければなりません。

こども禅大学は、「障害があるまま自由になる」を合言葉に、発達障害のこどもたちの学ぶ力を芽生えさせ、そしてお母さんたちの心と考えのお手当てをします。

まずはご連絡ください。そして現場に遊びに来てください。お母さんからのコンタクトをお待ちしています。