ご相談
どんな参考書を選べばよいのでしょう?
お答えします
ハイ、この質問でもう「アウト!」です。
たとえば、学校で渡される副教材。理科や社会の資料や、英語のサイドリーダー。これらを自ら読み進める生徒って、何人いるんでしょう?
学びを楽しむ子供って、こんな資料たちをを読み漁るんです。別に記憶しようなんて野心はないですよ。ただ、「へへぇ」と驚き楽しむ。
でも、大半の子供たちは、学年始まって渡される教科書の量に「まじおめぇ」と文句を言うでしょうね。
参考書選びも、まったく同じ。
参考書は自分で選ぶ。
なにはさておき、まずコレです。
参考書レビューは参考になります。読まなければならないものではないですが、読むほうがいいでしょう。
しかし、およその内容がわかる程度くらいまで。
自分で選んで、自分で進める。それも、自分が選んでいるという自負があるからできること。
もし、参考書を途中でやめてしまうことになっても、それはきちんと足跡に残ります。
この足跡の先に、次の参考書、あるいは自分にふさわしい参考書がわかってくるでしょう。
専門家のアドバイスは、ここでようやく功を奏します。
最初から「あれ買ってきて」と指示するのは、よほど事態が切迫しているか、諦めているからでしょう。
そして、参考書選びは書店で(その選択肢があるのなら)!
できるだけたくさんの種類がある書店がよいでしょう。小さい本屋しかない……あるいは本屋がない……。それは残念……。時代の流れですね。
しかし、「基本のキ」は書店で自分の目で確認し、中身を比べながら、最後は「勘」で選ぶ。これです。
「勘」。これって学習の中で身につくのです。それが本番でものをいうのですね。