自分に課した三か条

 

 

「その方のお名前、覚えていますか?」

「うーーん」

こんなやりとりが増えてきた40代後半。

でもね、名前だけ覚えるって、無理じゃないですか(ワンコに、餌をくれたこともない人間を見分けろと命令するレベル!きっと!)

 

声や顔の特徴と一緒に記憶されないと、すいーっと名前が消え去って行きます(すいません)。

 

そんなこんなで、そもそも剃髪してらっしゃる「おっさん」たちには、こんなお願いしています。

 

普段着&笑顔

 

お仕着せお顔ではなく、普段のお顔。そうすることで、お名前とお顔そろってみなさんの記憶に残るといいですね。

これまでに登場していただいた和尚さまたちとは、気の置けない仲でして。

普段着で!笑顔で!とお願いしたところ、いろんな表情をくださいました(ヤッホー!)。

 

そうはいっても、普段着&笑顔をお願いできない和尚もいますよね。

そこらへんは、ギリギリまで攻めて見ます(ドキドキ)。

 

 

そして、みなさんの

心のしこりが話題

 

心理学的アプローチではなく、禅的アプローチ。処方箋も治療薬も不要です。心の向きをちょいと変えることで、心のしこりは必ずや雲散霧消するでしょう。

仏教は、論理的かつエコな教えなんですよ。

 

そして三つ目

おっさん三人ごとに振り返ります。
 

 

さて、明日は博多に出現します。

あなたの暮らす土地の和尚、紹介しちゃうかもしれません。

 

目指せ、善財童子!

 

(華厳経にでてくる善財童子は、53人の善知識(指導者)を訪ね歩きます。

これがもとになって、東海道五十三次ができたのは、「へぇ」なネタ。)

 




 

 

というところで、まずは建長寺派の和尚様たちのもとへ参りましょうか。

 

プロフィール

大竹 稽(Kei Ootake)
モラリスト、作家。てらterra株式会社 代表取締役 産経子供ニュース編集顧問

1970年愛知県生まれ。旭丘高校から東京大学理科三類に入学するも、医学に疑問を感じ退学。その後、私塾を始める。現場で授かった問題を練磨するために、再び東大に入学し、そこでフランス思想を研究しながら、禅の実践を始める「お寺で希哲する」を開きながら、共生問題と死の問題に挑んでいる。

既刊/「賢者の智慧の書」「つながる仏教」「ニーチェの悦び」「読書感想文ドリル」
近刊/「ココロってめんどくさいね」