母は、今
自分の生きてきたすべての思い出を
一つ一つ
この世に置いていく準備を進めている

まるで、この世に
未練を残すまい!としているように

残っている思い出を
私に確認してくることも多いので
すべてを忘れ去るには
まだ、時間はかかりそうだけれど…

きっと
生きてる間に、すべきこと
辛いことも、楽しいことも
すべて、やりきった思いなのでしょう

もう、母の心の中の
消え行く思い出を
引き戻さない方が良いのかもしれない…

ひとり、旅立つとき
引き留める心が無いほうが
淋しい思いをしないでさよなら出来るのかも…


でも
父と、母と、兄と、私の思い出の中に
私一人、置いてきぼりにされちゃう

もう少しだけ ゆっくり……
作業を進めて欲しい




母の病院から戻ると
私には、たくさんの今があって

この一つ一つが
大切な思い出に変わっていく


私には
母のように
思い出の断捨離をするときまで
たどり着くことは出来ない……

だから、母は
ある意味幸せなのかもしれない
と複雑な思いで
母の毎日を見守っている

私が、この病気に罹患していなかったら
どんな思いで、母を見つめていたのかな…




まごちゃんが、幼稚園にいっている間
お仕事お休みだった次女ちゃんと
久々に、二人でランチ
近所の、大好きなカレー屋さん
サラダ、写真撮り忘れ ホームページより拝借

ランチメニューセットのラッシー
こんなにカップの大きさが違うのに
すました顔で置いていく👳
インド人気質?

二人でクスクス笑う
そんな、何気ないことも
大切な思い出に…

辛くて、辛くてお腹がカーッと熱くなって
次の日、ストーマからの爆音連発
🎾行かれない😅と、真剣に思った…ことも含めて(笑)

私は
この世に置いていくこと が…出来ない
    
     置いていくこと は…出来ない




今は、ちょっと
前向きなブログが書けない……