SNSを見渡せば、「3ヶ月で会社を辞める副業ロードマップ」という謳い文句がひしめいています。
あなたも、満員電車や上司の理不尽な要求から逃れるために、手っ取り早く、そのロードマップに乗って自由になりたいと思っているはずです。
焦るなと言う方が無理な話です。
この界隈は、今の生活に息苦しさを感じている人間に対して、起業や脱サラが「唯一の魔法のチケット」に見えるよう、緻密に設計されているからです。
周囲が次々と「会社を辞めました!」と報告していく中で、自分だけが取り残される恐怖を感じるのも当然の反応です。
ただ、結論から言います。
そのロードマップ通りに進んで会社を辞めても、本当の意味での自由は一生手に入りません。
それどころか、今よりタチの悪い「システムの奴隷」に成り下がり、あなたは必ず後悔するでしょう。
なぜ、副業の延長で独立してはいけないのか。
僕自身が過去にそのロードマップを全力で走り抜け、会社を辞めた結果、終わらない数字の追跡と圧倒的な虚無感で、完全に僕の中のOSがクラッシュした経験があるからです。
正直に言います。
中身がないまま会社を辞めてSNSで稼ぐということは、「会社」というシステムから「アルゴリズム」というシステムへ、主を乗り換えただけです。
確固たる「土壌」や人間への深い洞察がないまま独立すると、どうなると思いますか。
毎日の売上、インプレッション、フォロワー数という数字に怯えながら、今日も中身のないプラスチックな発信を続けるしかなくなります。
上司の顔色をうかがう代わりに、見えない大衆とプラットフォームの顔色をうかがう毎日です。
休むと数字が落ちるという恐怖から、寝る間も惜しんで作業し続ける。
気がつけば、アカウントはただの「集金bot」になり、思考のroot権限(管理者権限)を完全にプラットフォームに奪われています。
会社員時代よりひどい、24時間365日監視されるシステム。そんな環境で、息が詰まるのはあたりまえです。
じゃあ、結局会社員を続けるしかないのか。
そう足がすくむかもしれません。
でも、そうではないんです。会社員か、アルゴリズムの奴隷か。
その二択のラットレースに乗らずに、誰にも主権を奪われない「個人の領土」を持つ方法は確実に存在します。
もし今、終わりのない迷路に違和感を抱いているなら、『或(アル)』という人を知って欲しい。
本当の意味での「個の守り方」を記した1枚の手紙を残しているだけです。
自由という名の見えない首輪に繋がれる前に、自力でそのページを見つけて、本物の感性に触れてみることです。