今日の神戸は晴れ。
あったかくなりそうですね!
ところで、今日は「竹島の日」なのでそうです。
この島も権利を巡り韓国と険悪な状態ですが、
島根県の熱い思いに比して、
政府は何もしていないように思えます。
主張すべきは、意味不明の「粛々と」誤魔化すのではなく、
「理路整然と」毅然として世界に表明すべきでしょう。
それでは、今日のおべんきょ~~コーナーで~~す!
*これは、あくまで私の解答ですので、間違っている場合もあると思います。かなり苦手科目なので、全く自信がありません!あくまで参考程度にされ、ご自身でご確認、よろしくお願い致します!できれば、間違いをご指摘いただけるとうれしいです!よろしくお願いいたします!
問12.アスピリンに関する次の①~④のうちから、正しいものを一つ選べ。
① 柳の樹皮成分の分離・精製実験で発見した“サリシン”は、サリチル酸の炭素骨格に相当する部分炭素骨格を有していた。
② アスピリンの原料であるサルチル酸は、安息香酸から工業的に製造されている。
③ アスピリンは、カルボン酸でもあり、この官能基がCOX-1によるプロスタグランデインの生合成を阻害する。
④ アスピリンはCOX-1の選択的阻害作用薬である。
<答>③
① ×
② ×、P.207
1853年にマールブルク大学のヘルマン・コルベはサリチル酸の構造を解明し、その合成法を確立した。ナトリウムフェノキシドに高温、高圧(5–6 気圧、125 ℃)で二酸化炭素を反応させるとオルト位にカルボキシル基が導入されたサリチル酸ナトリウムが合成される。サリチル酸ナトリウムに強酸を作用させるとサリチル酸が遊離する。これをコルベ・シュミット反応という。
一方、カリウムフェノキシドに同条件で二酸化炭素を反応させるとパラ位にカルボキシル基が導入されたパラヒドロキシ安息香酸が 90% 程度生じる。これのメチルからブチルエステルはパラベンとして防腐剤に用いる。
③ ○、P.209
プロスタグランジンと総称する化学メディエーターは,30種類以上知られていて,それぞれが重要な働きを担っている。上図は主要なプロスタグランジン類,PGD2, PGE2, TXA2およびPGI2が共通の中間体PGG2からPGH2を経て生合成されることを示している。
アスピリンは,シクロオキシゲナーゼ(COX)の機能を阻害するので,共通中間体PGH2から合成されるTXA2およびPGI2の合成も阻害さる。 : TXA2= 「血小板凝集促進作用」およびPGI2= 「血小板凝集抑制作用」。
④×、P.210,COX-1、COX-Ⅱに非選択的に作用
以上、お疲れさまでした!
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