先日のつづきになります。



私が採用担当として決意したこと。

入社に至ったメンバーは

何があろうと最後の最後まで

信じ切ろうと決めたこと。

そして、

どんな失敗をしても

どんなに非難にさらされても

私が最後の一人になって

味方でいようと決めたこと。



この決意に至ったのは

ある親御さんの存在があります。



当時、

私は、学生から入社の意志が

あったときに学生の親御さん宛に

直筆で手紙やハガキを送っていました。


内容は、

企業で責任を持ってお子様を

お預かりすることの旨、

ここまでその学生を育ててくださったことへの感謝

本人が社会人デビューすることへの応援


などでした。


それに対して、

直筆で返信をくださった方が、

いらっしゃいました。


その学生に対する想い、

気遣う言葉、

親だから見えている本人の個性

など添えられ

最後に

「◯◯のことをどうぞよろしくお願い致します。」

としめられていました。



頭ではわかっていたつもりが、

文章を手にしたときに

改めて採用することの重みを

実感しました。


そのとき、

入社する彼等に対して

彼等の親御さんの代わりを

果たそうと決意しました。


何がなんでも信じ切る。

何がなんでも味方でいると。


ただ何かをするわけでは

ありませんでしたが、

ただそのスタンスでいることは

変えないようにしようと。



私が勝手に決めたことですので、

彼等がどう感じていたかは

わかりません。

時にお節介すぎたかもしれません(笑)



今は皆、それぞれが

それぞれの道を

進んでいますが、

彼等に対する想いはやはり

変わらないものがあります。


就職活動のこの時期にふとそのように

思いました。