人を傷つけたいと思って故意に傷つける人は

ほとんどお会いしたことがありません。


(実際はいるのかもしれませんが)


ただ、起きた事に対して、

傷つく人もいれば何とも思わない人もいます。

同じことでも人によって

捉え方が全く違う場面も多々あります。



“あること”

に対してAさんは問題だと感じ、

Bさんは問題でないと感じる。



問題だと感じるAさんが

問題でないと感じるBさんに

「なんで問題だと感じないのか」

といってもBさんにはわからない。


問題だと感じないBさんが

問題だと感じるAさんに

「何がいったい問題なのか」

といってもAさんにはわからない。



お互いの心の中は、

AさんもBさんも、なんでわかってくれないのだろう。

が渦巻く。




段々お互いのその心の中には

AさんもBさんもは

わかってくれいないことへの

不満、怒りへと変わってしまう。



その根底には

お互いに相手が

分かってもらえないことに対して

寂しさや悲しさがある。



そして、


自分の意見を分かってもらえない


が段々と


自分のことを分かってもらえない


に変わり


自分のことを大事してもらえない


に勝手にすり替えてしまう時がある。



私自身も経験があるのでよくわかります。

相手はそんなつもりはまったくないのに

私の勝手なすり替えで(笑)



“あること”について

感じ方の違いが起きたとき

意見は分かり合えないかもしれないが、

相手のことを

大事していないこととは全くの別もの。



このことが

いろんな争い事の火種になっているように感じます。



意見は違うかもしれないが、

その人の人格を大事していないわけではないこと。


今一度考えてみたいことと

自らも気をつけねばならないと思うことです。