昨日、コミュニティーのボイスを聴いてアドバイスする作業をしていました。
そこで最近思ったこと…てか、前から思ってたことだけど。
なんかね、変わった設定が多すぎるのね。
「ああ、よかった」という一言のセリフを、
★どんな人が
★どんなシチュエーションで
★誰に対して
言っているのかを考えて演じてください…という課題なんですが…。
「戦いから帰ってきた人に対して」
「助けた友達が無事だったことを確認して意識を失う」
「探偵が、大切な人の無事を確認して」
↑これを演じているのはほとんど学生さんな訳ですが…。
「戦い」ってなに?
どんな状況から友達をどうやって助けたの?
どんな危機にさらされてたの?
ツッコミどころ満載です
日常生活で戦いに行くのは、現在の日本ではなかなかないことです。
友達を助けて意識を失うということも、よほど特殊な状況にないと経験はしないでしょうね。
設定を否定しませんが、まず自分の経験を演技に反映させるということが出来ないままで無理な設定を演じることはどうなのかな…と。
テクニックとしてアドバイスに徹すればいいのかもしれませんが、それでは根本的な解決にはならないしなぁ。
また、課題セリフ以外のセリフを勝手に増やす人が多い。
勝手に追加したセリフで状況を説明しちゃってるから、結果的に課題セリフの部分は飾りにしかならない。
それでは今回の課題の意味が無いんですよ。
与えられた文字数でどれだけの情報を乗せていくか。
与えられたセリフだけで、どれだけの説得力ある設定を想像できるか。
それが今回やってほしかったことなんですけどね。
どうしてこうズレていくんだろう。
こんなんでは、ボイス課題辞めちゃうぞ~っ。