転院の話が決まったところで

 

治療の話はひと休みして、

 

人間観察というか私が体験したことや

 

感じたことを記録していきたいと思います。

 

 

私が長期入院していたのは大学病院です。

 

約1ケ月ほどで主治医、担当医が代わっていました。

 

基本3人で1組という形で動いていました。

 

1日1回は必ず3人のうちの一人が

 

回診にやってきます。

 

3人が来る日もありました。

 

それに加えてコロナ前には

 

1週間に1度、教授回診もありました。

 

先生方もいろいろなタイプの人がいました。

 

前述した歯に衣着せぬ言い方をする先生、

 

丁寧に話をしてくださる先生、

 

担当が代わっても時々、様子を

 

気にかけて会いに来てくれる先生、

 

とりあえず形式上、健康状態を聞いて

 

すぐ帰る先生と本当にいろいろでした。

 

先生方は気にしていないのでしょうが、

 

患者はいろんなこと(言い方、表情、態度など)から

 

先生方の気持ちを感じ取っていると思います。

 

 

私は吐き気に襲われていたり

 

腹痛に襲われていたりとすることが

 

多くあったので、何度も回診に来て

 

同じような質問をされるのが

 

苦痛でした。

 

 

吐き気ですめば良いのですが、

 

吐いてしまうことが多くありました。

 

多い時には1日2リットル吐いてしまう時も

 

ありました。

 

ほぼ1日中吐き気、嘔吐、腹痛、下痢の繰り返しです。

 

そんな状態で体調はどうですか?と

 

聞かれても症状を説明するのは

 

辛かったです。

 

 

そして不快だったことが小腸に炎症があったからだと

 

思いますが、先生方は来ると必ずといっていいほど

 

お腹を触診していきました。

 

少し軽く押されただけでも吐いてしまうことも

 

あったし、触れられることの違和感がとても大きくて

 

(語彙力がないのでその当時のお腹の状態を

 

表現することが難しく、こんな表現ですみません)

 

最初のうちは我慢していましたが、そのうち

 

触れられたくないと言ったらいつしか

 

頻繁に触診されなくなりました。

 

わがままな患者だったでしょうね。