そんなの当然…
『うん…』
頷いたら、
私の体を包み込んだ腕にぎゅーっと
力を入れて
抱き締めてくれた
JJ『こんなに近くにいる…
遠い存在なんて言わないで。』
『ジェジュン…』
JJ『今までより
もっと近くに居て…俺だけ見てて』
『…』
言葉なんてない。
幸せすぎて、何も言いたくない
もっと聞けるかもしれない
ジェジュンの甘い囁きを待っていたのかも…
JJ『…○○は?何かないの?』
『え?』
JJ『俺ばっかりお願いしてる』
『…うん…』
ジェジュンにお願いか…
こんなに幸せなのに、まだ願うことがある?
そんなことしたら、罰があたりそう
『…特に…』
JJ『ないの?』
『今が幸せ。…私だけ見てて…なんて言えないし…』
JJ『なんで!?』
『言えないよ、そんなこと。
普通は言えない…そんな自信ないもん』
JJ『そう思わないの?
自分だけ見てって』
『それは…思うけど、言えない』
JJ『言って。』
『え?』
JJ『思うなら言って。
これからは思ったこと全部言って。』
『どうして?』
JJ『〇〇は自分を出さないから。
そうじゃないと、俺の近くにいると
我慢が増えるから…』
ジェジュン…
JJ『せっかく捕まえたのに
離したくないから。
だから…ちゃんと言えよ?』
ずっと見て来た人なのに、
ジェジュンのこんな表情みたことなくて、
色っぽいその瞳や口調に
ぽーっとなった