こんばんは!
とてもとてもお久しぶりです。
皆様、お盆はいかがお過ごしですか。またも、”お久しぶり”で始めましたが^^;
今日はお話の続きをアップしてみたいと思います。
と、言っても前回が遠い昔の話しになってしまっているので
みなさまお忘れですよね。。。
わたしも忘れかけてます![]()
親切な私は
ここであらすじをサクサクと・・・
書きませんっwww
だって私も忘れてる・・・(笑)
何とか頑張って思い出して頂けると
幸いです。
いつもお付き合い頂きありがとうございます。
次の更新がいつになるかもわかりませんが
今後ともよろしくお願いいたします
それでは
皆さま体調にお気をつけて
素敵な夏をお過ごしくださいね^-^
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
「あらっ・・・・」
トンっと開いたドアの音と
その声にビクッとなった。
触れていた唇は
早急に離したものの
抱き合った体は
その距離を保ったまま。

二人の視線の先に居たのは――
「おっ・・お母さん!!?」
居るはずのない母の姿に
驚きを隠せず
声を大きくした。
と、同時に
ユチョンと距離をとった。
その直後だった。
「なんだ?」
大きな声を出して・・――
怪訝そうな表情で
部屋へと入って来た
父の姿に
一気に緊張して
体をこわばらせた。
この二人にとって
居るはずがないのは
私の方だ。
それに
ユチョンという存在――
こんな気まずい場面で
誰がまともな言葉を思いついて
口に出来るのだろう。
黙って
二人を見るユチョン――
何も言えないのは
普通だ。
なのに・・・
「何だキミは!?
何をしてる?」
出て行きなさいっ―――
初めて会った彼に
事情もろくに聴こうとせず
威圧的な態度で
追い出そうとした。
「お父さんっ
ちょっと・・・――」
話しを聞いてよ――
父の中で
驚きが瞬時にして
怒りに変わったのは
過去に
父の反対を無視して
家を出て行った私の行いのせい。
「出て行ったんじゃなかったのか!?
なぜ、ここにいる?
親の居ない間に
男まで連れ込んでっ」
なんて奴だ――
私の話しなど
聞く余地もなく
二人して
追い出されることになってしまった。
「・・大丈夫か?・・・」
「・・・うん・・・
ごめんね・・・
いつもああなの。」
私の話しなんて
まともに聞いてくれない・・・――
「・・でも当然の反応かもな。」
沈む私の横で
ユチョンは
思い出したように
フフっと苦笑いして言った。
確かに・・そうかな・・・
娘と知らない男が
留守宅で二人っきりだったのだから
父の心情を思えば
そうなのかもしれないね。
「だね・・・
これからどうしよっか?・・」
何も持たずに
部屋を追い出された
私たちは
どこかのお店に入って
コーヒーを飲むお金すら
持っていなかった。
今日は
家にも帰れそうにもなく、
考えた結果
それぞれ
泊めてくれそうな友人宅を
あたることにした。
「じゃあ、行くね―――」
1・・2・・・3・・・
3秒数えて
振りかえってみる。
やっぱり
ユチョンはまだ
一歩も動かずそこに居て
私のことを見ていた。
すごく
愛おしくなって
私は歩いた道を
戻って
ユチョンの前に立つ。
「ん?・・・」
ニヤニヤする私を
不思議そうに見つめてるから――
「どうして行かないの?」
心配?・・・―――
聞いてみた。
心配ならこのまま
ずっと一緒にいる?
見つめ合って
引き寄せ合う体は
お互いを求めてる。
今日は一緒に過ごせなくても
明日はまた・・・
そう思ってた。
交わした唇の温もりが
覚めるほど
あなたに逢えなくなるなんて
思いもしなかったのだからーーー







