こんばんは♪
今日はチャンミンの気持ちを☆
特に進展はないのですが、
チャンミンの心の温まり具合を
確認して頂けでばと思います(笑)
それでは~♪
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抜け出したい、
僕のジレンマ・・・
〇〇さんも
兄さんと・・・
悩んでいても
答えは出ない。
だけど
手遅れには
なりたくない。
二人がまだ
始まっていないのなら、
僕が〇〇さんを
奪うこと、
兄さんは
許してくれるだろうか?
そんな想いが
僕を行動に移させた。
「どうした?
お前から誘うなんて
珍しいな―――」
避けてきた
兄さんを食事に誘った。
まずは
今までの兄さんに
対する態度を謝った。
離婚の原因も
知らずに責めたこと・・・
悪いのは
兄さんばかりじゃないのに・・・
理由を話せば、
僕と彼女のことを
兄さんが疑えそうで
詳しくは話さず
ただ謝った。
それだけなのに、
そのあと
兄さんは
上機嫌になって、
いつもより
口数が多くなった。
そして
話しは自然と
〇〇さんの話題に――
ここで
〇〇さんが出てくるのは・・・
やっぱり、兄さんも?――
僕は
不安になる。
そんな僕に
お構いなしで、
兄さんは
○○さんの
職場での話を
僕に
面白おかしく
話し伝える。
〇〇さんの
その話・・・
笑えます――
まるで
僕に〇〇さんのことを
教えてくれているかのようだった。
だけど
僕の心の闇が
疑わずにいられない。
「兄さんは
○〇さんのことが
好きなんですか?」
なぜ、〇〇さんの話しばかり・・――
「ハハハハ
それは、お前だろ?」
!?・・
「どうして・・・」
それを?――
「〇〇が言ってたぞ。
”チャンミンは
私のことが好きなんです”ってさ。」
ん?・・それは一体
何の話しでしょうか?・・・
確かに僕は
○○さんのことが
好きです。
が、彼女にその気持ちを
伝えた覚えはありませんよ?
本当に・・・――
「〇〇さんが
そう言ったんですか?」
「あぁ。」
言った覚えのないことに、
頭を悩ませる僕に
兄さんは言う。
「大丈夫だ、心配するな――」
「はい?」
次は何ですか!?
「返事、まだなんだろ?」
「・・・」
○○さん?
あなたは兄さんに
何を吹き込んだんですか?
でも、気になるから――
「”心配するな”って?」
兄さんは
○○さんの答え、
知ってるんですか?――――
探るように聞いてみた。
「俺からは
言えないよ――」
笑って
はぐらかそうとしているのが、
余計に
先の答えを予想させる。
「そんなこと言われたら、
気になりますよ。」
どうゆう意味ですか?――
わかってる。
だけど、
聞いて確かめることで、
僕の不安を
拭い去りたかった。
僕の押しに負けた
兄さんは――
「ハハハハ・・
お前のことが
好きみたいだぞ、
〇〇も―――」
〇〇に怒られるな、俺――
〇〇さんは
”僕”が好きなのだと・・・
確信が
自信に変わっていく――
僕の想い、
あなたに伝えても
いいですか?
いや・・もう
伝えなくても
知っていますか?―――
○○さんと会える
週末が
楽しみになった。
まるで
デートの約束でも
しているみたいに、
指折り数える日々。
僕たちは
想い合っている―――
そう確信しているから、
これからのことを
考えると
満たされた気分になり、
早くそんな時を
過ごせるようにと
逸る気持ちでいっぱいだった。
迎えた週末――
遅番の僕は
いつもより早く
家を出てしまった。
○○さんに
逢いたくて・・・
でもまだ
早過ぎる。
そう思った時
浮かんだのが、
彼女の顔だった。
あれから
どうしたんだろう?
ジェジュンさんとは
上手くいった?
今までの僕が
彼女を想うのとは
違う感情で
彼女のことを
心配していた。
心に
余裕があるのは、
僕が〇〇さんを
想っているからだ。
そして
向かった
彼女の店先で―――
あっ・・・・
僕たちの
不思議な縁。
会うはずのない場所で
会ってしまうんですね。
逢いたかった
○○さんは
普段通りの口調で
僕に問う。
「今日は遅番なの?」
まだ、出勤してないんだね――
「・・えぇ・・これから・・・」
僕は
兄さんから
○○さんの気持ちを聞いて、
一人盛り上がっているけど、
○○さんには
変わらぬ日常なんだ。
「そっか。
じゃあ、先に行くね――」
去って行く
後ろ姿に声を掛ける。
「〇〇さん――」
心なしか
早足に思えた
歩みを
もっと加速させた。
僕が
呼びかける程に
早くなる。
僕の事・・避けてますか?――










