おはようございます。

今日は真面目にアップです・・ww


ジュンス編

きっと短くなるでしょう☆・・^^;


お付き合いよろしくお願い

致します!


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




東方神起~妄想ラブストーリー~


ジュンスは・・


もう帰って来ないのかな?


一緒に

住んでいた人が

居なくなると

こんなに淋しいものなんだ・・・


ジュンスは

帰って来ないと

割り切ろうとしている私と

合鍵を持ったままの

ジュンスが鍵を

返しに来たらどうしようと

毎日ポストを

怯えながら確認する私・・・



1週間が経っていた―――



ジュンスが

帰って来るかもって

二人分の

ご飯を用意するのは

やめた。



10時・・・


もう寝よう――



一人の時間を

持て余すから

早く寝るようになっていた。



ベッドに入って

ゴロゴロしていた。



・・・?・・

え・・・?・・


玄関で音がする・・


ガチャガチャと

荒々しく

ドアを捻る音――


ジュンス・・じゃない・・よね?


鍵を持っているのに

そんなこと

しないはず・・


恐怖心に

煽られて

部屋の電気を

点けること以外

何も出来なかった。


布団に包まって

逃げ場のない

恐怖に耐える。



ドアが

放たれた音がした。


!!・・・


最高潮に

達した恐怖の中

部屋に勢いよく

入って来た

その人は―――





ジュンスっ!!!




東方神起~妄想ラブストーリー~




「っ・・〇〇ちゃんっ!!!!

ただいまっ・・

ぼく・・ね・・ぼくっ・・」


汗をかいて

息を切らして

上手く話せてない。



私が居る

ベッドの上に

座って

向かい合ったら

抱き締められた。



え・・・



驚く私を他所に

興奮した様子で

伝える。


「やったんだ!

ウハっ・・

オーディションっっ!!!」


私の体を

放したり

抱き締めたり・・


喜びを

体でも伝えてる。


「通った・・の?」



東方神起~妄想ラブストーリー~



「うんっ!!

ウハハハハハ

そうなんだっ!!!!」


「良かったね!!!

すごいね!!」



正直

そのオーディションが

何で

どれくらい

凄いことなのか

わからなかったけど

ジュンスが

あまりに喜んでいるから

私まで嬉しくなった。



ジュンスの興奮が

治まる様子はなくて

それを

抱き締める腕の

強さで

表されると

私は妙な気持ちに

なっていく・・・・



そして――――



東方神起~妄想ラブストーリー~


「あぁぁぁぁ

もう嬉しくてたまらないっ!!!」


そう言って

興奮冷めやらない彼が

”ちゅっ”っと

大きな音を立てて

私の唇に唇を

合わせた時・・


私の中で

何かが弾けた。



すぐに

離れた唇―――


勢いで

ぶつかっただけ・・?



ジュンスに

意味は・・なかった?




でも私の中で・・





東方神起~妄想ラブストーリー~



「〇〇ちゃんに

早く知らせたくて

走って来たんだよ!」


弟のように

可愛いと思っていた笑顔が

トキメキの対象に

変わった。



ジュンスのこと・・・


好きになってたんだ・・・・・



「ありがと・・

あ・・ねぇ・・ジュンス・・

ご飯は?

ご飯は食べてきた?

お腹空いてたら

何か作ろうか?」


自分の気持ちに

気づいて

動揺してた。


ジュンスから

離れてキッチンに立つ。


「ご飯は食べたよ。」


「じゃあ何か飲む?

走って来て

喉渇いたんじゃない?」


落ち着かなかった。



背を向けたから

ジュンスの

表情は見えてなかった。




東方神起~妄想ラブストーリー~


「半年後に

デビュー出来るんだ。」


「デビュー!?

そうなの!?

すごいっ!!!

よかったね!!」



そんな凄い

オーディション

だったんだね!


ジュンスの

夢が叶う―――


振りかえって

ジュンスを見たら

さっきまでと

全然違う表情に

なってた。



「・・・・」


「・・半年間

合宿して

朝から晩まで

ダンスと歌の

レッスンづけになるんだ。」


え・・・


半年間

合宿?


ってことは―――


「ここは?・・・

出て行くってこと・・?」


「・・うん・・・」


「そっか・・

そうだよね。

住む場所ないから

ここに

住んでただけだもんね・・

住むところも出来て

デビューも

決まって

良かったよね!」



好きな気持ちに

気付いたら

ジュンスは

出て行くって・・・・


自分の失恋に

落胆する私は

その表情を

隠したくて

また背を向けた。



東方神起~妄想ラブストーリー~


「〇〇ちゃん・・・」


「ん?・・あ・・

いつから?」


「明後日には

部屋の用意できるって。」



「明後日か・・

荷物まとめないとね?

って言うほどないか・・」



「・・・」


「最後の晩餐・・

何がいい?

明日、ジュンスが

好きな物作るよ。

盛大にお祝いしなきゃね!?」


無理に明るく

振舞って

ペットボトルの

お水をグラスに

注いでた。




「でも・・

残念だな・・

楽しかったのに・・

ジュンスと暮すの・・・・」


つい言ってしまった。


東方神起~妄想ラブストーリー~



「〇〇ちゃん・・

僕もだよ・・・

僕も〇〇ちゃんと

暮して楽しかったよ。」



「・・うん・・

でもジュンスには

もっと楽しい生活が

待ってるね!?

レッスンは

大変かも知れないけど・・

デビューしたら

ご家族も認めてくれて

家にも帰れるね?

・・あ・・本当に

ここはもう

必要なくなる・・ね・・」




!!?


ジュン・・ス・・・?



後ろから

ジュンスに

包み込まれた。



東方神起~妄想ラブストーリー~



「オーディションに

受かって本当に

嬉しかったよ。

でもここを出て

合宿しないといけないって

言われて・・・」


ジュンスの腕に

力が入った。


「・・ジュンス・・・?」


「〇〇ちゃん・・・

好きになっちゃった・・

〇〇ちゃんのこと・・・」


「え・・・・」



「だから

僕を追い出さないで?」


「追い出すって・・

合宿しなきゃ

いけないんでしょ?」


「うん・・・

・・半年したら・・

帰って来てもいい?」



「ジュンス・・・・」



東方神起~妄想ラブストーリー~



抱き締められたまま

少し横を

向いたら

肩越しに

不安そうに

見つめる瞳――――



「・・帰って来て

くれるの?・・・」


「・・・!!」


驚く彼の

唇にそっと

唇を重ねた。






離れたら―――




東方神起~妄想ラブストーリー~


顎を持ち上げられ

今度はジュンスから

唇を近づけた。



強い力で

抱き寄せられて

お互いの唇の感触を

確かめ合うように

深いキスをした。


失恋・・じゃなかった・・


通じた想いが

嬉しくて

ジュンスの背に

腕を回し

放したくないと

ギュッとした。