皆様、アンニョンです♪

ユチョン編・・お付き合い頂き、

ありがとうございました!!!


次のお話に行く前に

チャンミンと遥さんが気になる!!という

お言葉頂きましたので

それにお応えすべく番外編書いてみました。


チャンミンの心の変化?

告白までを・・・・


これでリクエストに

お答えで来ているのか

ちょっと自信ないです(爆)


なので

コメントを頂くほどの内容では

ないと思うので

コメ欄閉じて置きまーす☆(笑)


ではでは

お時間ある方はお付き合いお願い致しますо(ж>▽<)y ☆


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東方神起~妄想ラブストーリー~


あの日

初めて遥さんの

女らしい姿を見て以来

僕は何となく

遥さんを女性として

見るように

なっていた。


今までだったら

深夜研究に疲れて

気付いたら

肩を並べて眠っていた

なんてこともあったけど・・・


僕はあえて

距離を置くようにした。


女性に対して

失礼だと思ったから。


「ん?・・チャンミン

最近変なところで

寝てるよね?

どうして?」


何も知らない遥さんは

僕に聞く。


確かに

彼女から離れて

眠ろうとすると

狭い研究室の中では

変なところで眠る羽目になる。


この前なんて

研究用機器に

立ったまま

もたれかかって

眠った。


東方神起~妄想ラブストーリー~

「遥さんも

女性だって

気づいたから

僕なりに

気を遣ってるんです。」


「え?」


僕の言ってる

意味がわからない

遥さん――


「遥さんも

男性に恋心を

抱いたりする女性だって

わかったからですよ♪」


からかうように

言ったら

急に顔を真っ赤にした。


「何のこと!?

何言ってるの!?!??」


「ハハハハハ

そんなにムキに

ならなくても

いいですよ。

当たり前のことです!」


誰だって

人を好きになる気持ちは

持っている。


「あ~もぅっ!!

違うってば・・

そんなんじゃないって。」


まだ僕に抗議する。


「だからいいんですって。」


「良くないよ!

ユチョンのことは

好きだったけど・・

もう忘れた。

遠距離恋愛なんて

所詮無理だし・・」


ここにも

遠距離は無理って

言ってる人がいる・・


「それにユチョンは

私のこと

何とも思ってなかったもん。

だからもう恋愛とか

しないことにしたの。」


もう恋愛はしない・・か・・


僕と似たような

経緯ですね^^;


「恋愛はか弱い

女の子がするものなんだよ!!

私は一人で平気だし

向いてないんだよね、きっと。

だから気遣わなくて

いいよ。

今まで通りにしてて。

チャンミンもちゃんと

休まないとね――」


そうですか?・・・


そう言って笑う遥さんは

強い人に見える。


僕もずっと

そう思っていた。


一人で平気な人

なんだって・・


だけど――


東方神起~妄想ラブストーリー~


「遥さん?

休憩時間過ぎてますよ?」


休憩に入ったまま

戻って来なかった

遥さんを探しに行って

屋上に佇む遥さんを

見つけた。


「あ・・ウソ?

ごめん。

すぐ戻る。

時計置いて来ちゃったから

時間わからなくて・・・」


そう言って

下を向いて

足早に僕の

横を通り過ぎようと

する彼女の腕を

捕まえた。


「!?・・なに?」


「遥さん・・・」


「ごめんって・・

すぐ戻るから。

過ぎたって

ちょっとでしょ??

チャンミンも

その分長く休憩とればいいから。」


そう言いながらも

僕の顔は絶対に

見ないんだ。


「どうして

下向いてるんですか?」


「え?・・

チャンミン

怒ってて怖いから・・」


おどける彼女――


東方神起~妄想ラブストーリー~


「違うでしょ?」


研究に行き詰っていた。


思うようなデータが

取れなくて

何日も研究室に

籠りっきり・・



「疲れた?」


僕の言葉に

顔をあげた彼女の

目は赤く潤んでいた。


そんな顔で

無理に笑顔を作って言う。


「うん・・ちょっと・・

でもいつものことだから。

研究が息づまると

情緒不安定になって

突然泣きたくなるの。

でも泣いちゃえば

すっきりするから

大丈夫なんだけどね。」


いつも強くて

完ぺきな女性だと

思っていた遥さんの涙――


どうして一人で

泣くんですか?


人に頼るのは

嫌いですか?


僕は捕まえていた

遥さんの腕を

グッと引き寄せた。


「!?チャンミン!?」


東方神起~妄想ラブストーリー~


「一人で泣かないで

ください。

強がらないでくださいよ。」


「ん・・うっ・・」


僕の胸で

遥さんはもう泣いていた。


「疲れたら

疲れたって言って下さい。

泣きたいときは

泣きたいって言ってください。」


その日から

遥さんは僕の

守ってあげたい人に

なってしまった。


恋愛はしないって

言ったのに

僕は恋に堕ちた・・・


本当は強くないのに

強がる彼女が心配で・・


それから

遥さんは

僕の前では

素直になった。


疲れたとき

疲れたと言うし

泣きたいときは

涙も流した。


だけど僕はまだ

この気持ちを

遥さんに伝えてはいない。


このままでいいと

思っていた。


でも違ったんだ。

東方神起~妄想ラブストーリー~


ユチョンが遥さんに

電話をしただけで

僕は動揺した。


彼女のことが

好きだから――


〇〇と別れの挨拶をした

僕は遥さんの元へ

向かった。


彼女を僕のものにしたくて・・・


ユチョンと遥さんが

こちらに向かって

歩いて来るのが

見えた時

それだけで

僕は嫉妬した。


遥さんの隣は僕――


「遥さんっ!!」

「チャンミン。」


「帰りますよ?」


「え?・・」


ユチョンを見る遥さん・・


「ユチョンさん?

〇〇が呼んでましたよ。

”待ってる”って・・」


僕の言葉に

ユチョンさんは表情を変えた。


明らかに

嬉しそうな顔――


ユチョンさんは

僕たちを残して

足早に〇〇の元へ

戻って行った。


呼び出されたのに

置き去りにされた

遥さんは不満そう。


「何?人のこと

呼び出して・・・」


「用事があるんでしょ。

僕たちも帰りましょう。」


「用事って・・

ユチョンが来いって

電話してきたのに?」


「そんなにユチョンさんが

気になりますか?

一緒に居たかったんですか?」


僕の質問に

遥さんが驚いて

否定する。


「そうじゃなくて!!

来いって言っておいて

会った途端に

”じゃあな”って

意味わからないでしょ?」


まぁそうですよね・・・


「彼も帰るべきところに

帰ったんでしょ?

だから僕たちも・・・」


何もわかっていない

遥さんに

僕は今

想いを告げる。



東方神起~妄想ラブストーリー~


「遥さん・・

もう彼の呼び出しには

応じないでください。」


「ん?」


「彼だけじゃない

他の男性からの

誘いも断ってください。」


「チャンミン?」


キョトンとしている

遥さん――


「遥さんは研究に

集中してください。

それを邪魔しない人が

あなたにはあっていると

思います。」


「・・・」


「たとえば僕・・とか。」


突然の告白に

目を大きくして

驚いている。


「どうですか?」


「どうってそれは・・・」


東方神起~妄想ラブストーリー~


「あなたが好きです――

僕と付き合って

ください。」


柱の陰に入って

抱き寄せる。


遥さんは

何も言わずに

目を丸くして

僕を見つめるだけ。


そんなに見つめると・・・


「キス・・しますよ?」


「・・・・」


応えない彼女に

顔を近づけて行くと

彼女は僕を

受け入れるように

そっと目を

瞑った。


優しく触れた唇――


「好きです・・」

「うん・・私も・・・」


やっと返って来た

答えに胸が熱くなる。


「帰ろうか?」


遥さんの手を

僕は握った。


その手をギュッと

握り返して

僕を見上げて

ハミカム姿は

僕だけのもの。


僕が”好きだった人”も

幸せになるだろう・・



だから僕が”好きな人”を

僕は幸せにする――



〇〇と僕・・


それぞれに掴んだ

幸せを

今度は放さないように・・


お互い幸せで

あることを僕は願う―――


ーーーーーーーーーーTHE END-----------