あんにょんです♪
皆様、いつもお付き合いありがとうございます!
ユチョン編も
もうすぐ終わりますからね~・・
いましばらく
お付き合いお願い致します。
今日は関西方面、
関東方面行かれる方、
多いのでしょうか??
お気をつけて
いってらっしゃいませ~о(ж>▽<)y ☆
ではでは☆
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
「〇〇・・
俺に話があるんだろ?
待ってるって。」
チャンミンから
聞いたんだ?
でも――
「待ってないよ。
話しもないし・・」
私はジュンスと
研究室に
向かって歩いていた。
ユチョンも
その後ろをついて来る。
どうしてこんなに
素直になれないのかな・・
今だって
遥さんを呼び出した
ユチョンに嫉妬して
一人で怒ってる。
こんなに
ユチョンが好きなのに。
自分でも
わかってるのに・・
っ!!?
急にサッと手を
引っ張られて
薬品庫の中に
引き込まれた。
ユチョン!!!
ユチョンは
後ろ手にドアを閉め
鍵をかった。
そしてドアの横にある
スイッチを押して
ブラインドを下げる。
何・・!?
部屋が暗くなって
少し怖かったけど
ユチョンに抱き着くわけにも
いかず我慢した。
「これで
邪魔されない。」
ユチョン!?
「話しって何?」
「・・・」
「あるんだろ?」
「・・ないって・・」
「あるだろ?」
「・・・」
チャンミンに
幸せにって
言われて
過去と決別したのに
まだ意地を張っている
私―――
「じゃあいいや。」
愛想をつかしたように言って
ドアに手をかけた
ユチョン。
ユチョンが怒って
行っちゃう!!って思った。
ダメっ
行かないでっっ!!!
咄嗟にユチョンの
袖を掴んだ。
振り返ったユチョン――
鍵が閉められた
薬品庫のドアの前・・
薄暗い中で
ユチョンと向き合った。
でも顔は見てくれなくて――
怒ってるの?
「ユチョン・・」
見てよ・・こっち・・
私のこと・・見て?――
どうしてユチョンが
怒るの?
嫉妬して
怒っていたのは
私なのに
ユチョンの態度に
不安が募る。
私のこと・・
嫌いになった?
そんなのイヤ!!
「ユチョンが誰を見ても
どこに行っても
気にしない!」
ユチョンが
気が多いのは
良く知ってる。
「もう嫉妬もしないから・・」
見てみないフリする。
「だから
ユチョンがたくさん
持ってる愛・・
少しでいいから・・
私にも
ちょうだい?・・」
胸が苦しくて
おかしくなりそうだよ・・
ユチョンの告白を
断った私が
ユチョンに言うなんて・・
「好きになっちゃったから・・」
ユチョンのこと――
「好きになっちゃったから
苦しくて・・・」
「少しでいいの?」
ユチョンの目が・・
話し方が・・
優しい――
だから
わがままを言っても
聞いてくれそうな気がして・・
「・・いや・・
本当は独り占めしたい・・」
「・・・」
「無理だよね・・
わかってるから
やっぱり少しでいい!」
「無理じゃないよ。」
「ウソ?無理だよ。
だってユチョン・・・」
「?何だよ?」
「気が・・多いんだもん・・」
また怒らせちゃうかもと
思いながら
遠慮気味に言ったら
抱き寄せられた。
!!
「何言ってんの?
お前だけだよ?俺は――」
間近で見つめられて
そんなこと言われたら・・・
私の心臓
どうなっちゃうの!?!?
「ウソばっかり・・」
そう言いながらも
その唇に吸い寄せられていく――
もう騙されてもいいや・・
この人から
抜け出すことなんて
出来そうもない。
だって私をこんなにも
ときめかせてくれるのは
ユチョンだけ・・
私の特別な人――
触れそうになった唇を
前にふと頭に過った不安――
私はユチョンの
唇に人差し指を当てた。
何度もお預けになったキス・・
きっと今日は重ねられる。
だけどもしかしたら
それって・・・
「魔法がとけるかも
しれない・・・」
「ん?」
ユチョンが
不思議な顔で
私を見た。
ユチョンが私に
かけた魔法――
触れたくても
触れられなかったから
惹かれていたのかも
しれないって思った。
相手を知ってしまったら
その魔法は
とけるんじゃないかって・・・
「俺がつまんない男って
言ってんの?」
「そうじゃないよ!!」
「解けないキスなら
してもいい?」
「え?・・んんっ・・・」
ユチョンの言葉に
驚いた次の
瞬間には
唇を塞がれていた。
ユチョンの唇が
私の唇に触れている。
初めてのキス―――
なのに
ユチョンのキスは
深くなっていく。
優しく包まれた唇・・
その間から
ユチョンの舌が入って来て
私の舌に絡まる。
息が出来ない・・
苦しいのに
離れたくない。
息をするのも
忘れるくらい
ユチョンのキスに
溺れた。
一生解けないんじゃないかな・・
この魔法――







