ディープインパクト三冠の2005年、地方の大井から中央へ移籍。今年で中央競馬12年目を迎えた43歳。地方時代は東京ダービーを4勝している。

 

おそらく、2018年に始動したダービージョッキープログラムにより、ダービーの勝利を約束された騎手。昨年がその年となる予定だったとも思われる。ところが、日本が震撼したあの出来事によって変更となった。それは、その出来事と同じ数字を持つ事を理由に。そう考えられるのは、2023年も変わりなく施行される予定だった3勝クラスのレースが、何の脈絡もなく番組上から消えたからだ。そのレースは1969年に創設された歴史あるレースで、1995年以降途切れる事なく2022年まで続いていた。その名前ゆえに、突如として歴史的意味を持つ競走名となったレース名とは、橿原ステークスのことである。そのレースが今年復活した事により、改めてダービージョッキープログラムが起動するのだろう。ただそれは、戸崎騎手の勝利を以って終了する可能性が高い。

 

 

ダービー優勝ジョッキー

2018年 福永祐一

2019年 浜中俊

2020年 福永祐一 

2021年 福永祐一

2022年 武豊

2023年 D・レーン(本会外) 同年2月一杯で福永祐一騎手引退

 

ダービージョッキープログラムとは、私が勝手に名付けたものに過ぎないが、それはAVALONの秘密に気付く事によって得られるものである。それによる今年のダービージョッキーは、万が一戸崎圭太でなければ、武豊か或いは、JRAに所属しないJ・モレイラのいづれかとなっている。