「レ・ミゼラブル」
どうしても、今日じゃないと見れないという
上の子が「ホビット おもいがけない冒険」の
上映時間にあわせて、、
みてきた映画でしたが、、号泣でした。
こんなに、大粒の涙が、ぼろぼろ流れてしまう映画は、、ひさしぶりでした。
ツイッターで行かれたシカオファンの方から薦めていただいたのですが
ほんとに、見ておいてよかったです。
でも、見るまでは。。全編ミュージカル。。
そして、世界的に有名な物語。。
抵抗があったのですよね。。
でも、この映画は、その重荷を打ち砕く力がありましたー。
キャストの演技力、脚本、あと、音楽の力。。
すべての台詞をメロディーにのせた完全ミュージカル。
映画的な、壮大なろスケール感。
スピード感ある物語展開でした。
ここより、ネタバレでーす。
ちょっとシカオさんのはなし、絡めてます。(クセです)
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19世紀フランスの第2帝政ナポレオン3世圧政下、
パンを盗んだ罪で19年間服役したジャン・バルジャン。
冒頭の荒海に浮かぶ船を人力でひく、奴隷のヒュー・ジャックマン。。
彼には、とても、見えなかったです。
仮釈放するも、ふたたび、救ってくれた司教を裏切り、
罪をおかして、救ってくれた司教の慈悲に触れて、改心するところで。。
もう、ぐっときてしまいました。
わたしは、原作と、随分前に観た映画。
リーアム・ニーソン主演の1998年、米・独・英合作映画しか記憶になく
なにかに比べるものがなかったのも、感動した理由かも。
アン・ハサウェイが演じたファンティーヌの「夢やぶれて」
サマンサ・バークスのエポニーヌの「オン・マイ・オウン」
アメリカのミュージカル映画「glee」で耳にしていたので
この楽曲のすばらしさを知っていたのですが
この物語の中でのこの曲。
ほんとに聴けて良かったー!
「オン・マイ・オウン」が二度流れるんです。
マリウスへの届かぬ想いを歌うところと
ジャン・バルジャンが天に召されるラストシーンです。
この使われ方と、この曲の威力というか
楽曲そのものの力も、感じました。
民衆の歌「Do you hear the people sing」が耳に残って離れません。
一緒に見た、下の子、ジャニーズ大好きで。。
最初、この映画みるの、ものすごく嫌がっていたのだけど、、
このフランス革命シーンにでてきた、青年に、、おもわず
「イケメン…」そこから、前のめりになって観てました。
ヘレナ・ボナム=カーターが、愛すべき役どころを好演してましたー。
ジャベール演じる、ラッセル・クロウ。最初違和感があったのですが
ヒュー・ジャックマンとのバランスがすごく良かった気がしました。
音楽に織り交ぜられて、深い人間の倫理観も問うような。。
見方によって、正義が異なる。
でも、ジャベールは、自殺をえらび、、ジャン・バルジャンは、愛される。
その違いは、なんなのだろう。。
映画館を出て、スマホのスイッチを入れると
スガシカオさんからの、メルマガ配信のメールが入っていた。
連載中のエッセイ「がんばれ、まー君」最終回でした。
その文のなかに、、
この映画を観て感じた疑問。
「ジャベールは、自殺をえらび、、ジャン・バルジャンは、愛される。
その違いは、なんなのだろう。」
この答がそこに、書かれていました。。
ふたたび、、涙腺崩壊でした!
http://youtu.be/cl9gni_N_hk
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