警固新体操クラブ
監督の堤です
新体操のブルガリア王国と
いわれていた80年代に
活躍していたのが
マリア.ペトロバ選手
新体操選手にとって
一番、必要なものは何ですか？
という質問に対し
感性です
と答えていたことを
今でも覚えています
先日、行われた
JOCｵｰﾃﾞｨｼｮﾝの内容に
自由演技が加わったのも
この感性を引き出すねらいが
あると思います
しかし、いくら
新体操のレッスンの中で
美しい音楽を聴き
曲に合った振り付けを
こなしたところで
審判に芸術性を伝え
観客に感動を与えることは
難しいでしょう
覚えた表現ではなく
真似した動きではなく
自らが曲を感じ
自ら自然に生み出される
内側から湧き出てくる表現力
その力が備わると
感受性豊かな
選手として
観衆の心を打つ演技者に
なれるのではないでしょうか
ただ、内側は
直ぐに備わるものでは
ありません
では、子ども達が
幼少の頃から習得する
ことが出来る環境とは
どの様なものなのでしょうか
人を魅了する
演技が出来るようになりたい
子ども達は夢を描き
イメージの中で
自分が
理想とする選手像
をきっと持っているはずです
拍手喝采をあびるという
厳しさや喜びを知った選手は
また、一段と輝きを増し
更に有意義な新体操人生を
送ることができるでしょう
誰もが欲しいこの感性
一体、どの様に
身に付くものでしょうか
それは
一番身近に居る
母親に
大きな鍵が渡されている
のではないかと
私は思っています
例えば
娘からプレゼントをもらった時
どんな言葉を掛けますか？
わ～、素敵！
よく、見つけてくれたね！お母さん
しあわせ～
美しい夕陽を観た時
まぁ～、なんて
きれいな夕陽なんでしょう
気持ちが良いお天気の日には
太陽がキラキラ眩しいね
風がピューピュー
吹いてるね
木の葉がヒラヒラ
踊ってるね
少し、オーバーに
表現してみる
様々な事に想像を膨らます
今の自分の気持ちや
自分以外の立場に立って
気持ちや状態を
言葉や体で表現してみる
この様に日常生活の中の
小さな積み重ねで
意識さえすれば
想像力や感受性、好奇心は
自然と磨かれていくと思います
きゃ～
こんな、かわいいお花が
私を見てっと咲いてる
この穴には
誰が住んでるのかな？
季節の変わり目は
日常的に変化を感じる機会が
たくさんあります
その変化に気付き
耳をすまし
子どもに伝えながら
親子のコミュニケーション
を図る
子どもの感性も同時に
磨いていく
今しか出来ない
子どもにとって
母親にとっても
無形の宝物なって
いくと思います
美しいものに美しいと感じる心
嬉しい事に嬉しいと感じる心
豊かな感性を新体操を通して
磨かれると
素敵な女性に
成長していきそうですよね
今、日本は
母性の時代だと
私は思います
命あるものを
慈しみ育み
そして
繋げていく
小さな事にも
感動し
相手の気持ちを
思いやり
自分の想いを
自分の言葉で
相手の心に届ける
そんな、感性豊かで
優しい女の子が
育っていくことを
願いながら
子ども達を育てています
警固新体操クラブ
一般クラス(サークル)では
幼児から中学生までが
一緒に練習する事で
年齢が違う相手を
尊重し大切にしながら
姉妹の様に関わっています
警固小学校体育館にて
土曜日12:45～14:45
詳しくはホームページを
ご覧ください
警固新体操クラブ育成クラスは定員まで
残り2人です
あなたに会えることを
楽しみにしております
会員さんには
育児相談も受け付けております
5人の子育てをしながら
20年以上子ども達や
親子関係を見つめてきた
堤まで、お気軽にお話し下さい
一緒に乗り越えていきましょう
