譯『大方広佛華嚴經』巻下(江部鴨村 訳,昭和10年) 

329〜330頁


仏子よ、菩薩大士に十種の入がある。

十種とは何であるか?

一に願に入ること。

二に行に入ること。

三に衆に入ること。

四に波羅蜜に入ること。

五に具足に入ること。

六に分別の願に入ること。

七に性に入ること。

八に荘厳の国土に入ること。

九に神力自在に入ること。

十に出生の示現に入ることである。

仏子よ、これが菩薩大士の十種の入であって、これを以ってあまねく三世一切の菩薩に入る。


(旧字体、旧仮名遣いは改めました)