京都国立博物館「特別展・京のかたな」を見に行きました。




























客の八割は刀剣女子
待機列の中に並んでいたおじいちゃんたちは、「なんでこんなに女の子が多いんや」と釈然としない様子でしたが、この女子たちが巻き起こしたブームが後押しして、ここまでの数の刀剣が一堂に会したのではないでしょうか。
おじいちゃんたちが何十年かかってあちこちの博物館に見に行った刀剣たちを、元気なうちにこうやって一度に見られたのは本当によかったなあと思います。

刀のことは詳しくないけど、綺麗なもんだなと今回思いました。
それぞれに個性があって。
とにかく三日月宗近が美しい。
ただ、入館して絵巻物の展示エリアの後、刀の一振り目が三日月なので、ぴんと来ません。
ほかの刀を見たあとで、最後にもう一度三日月見ると感慨深かったです。
細くて薄くて美しいの。
長い間に磨り上げられてそうなったんだと思うけど、下の階の太刀と比べて明らかに華奢で優美

あと、私の時には居なかったけど、タイミングによっては髭切(鬼切丸)が来るので、弟の膝丸の隣に展示される予定で、これも今回の目玉。
二振で一具の兄弟刀、源氏の重宝です。

ついでにお向かいの三十三間堂も寄り、国宝三昧の一日。
三十三間堂のほうは着物姿のチャイニーズ女子とその彼氏が多かったですw