先刻、夫が「厚生年金会館って四ツ橋駅から近いん?」と訊いてきた。
テレビCMで、何かの公演の宣伝をしていたようで、ふとそう思っただけのようだ。
「うーん🧐、近いっちゃ近いけど、急いでる時はちょっと・・・・・・」
そう答えながら、思い出していたのは1995年の初夏のことだ。
その日、友人に誘われて初めてTHE ALFEEのコンサートに行くことになっていた。
仕事終わりに、わたしは大阪城ホールへとドキドキしながら向かった。
アルフィーについては、あまり詳しくなかった。
『メリーアン』だの『恋人たちのペイブメント』だのという曲はリリース当時からよく耳にしていて、好きだなと思っていたし、高見沢さんのルックスに惹かれていた。
↓↓↓わたしが当時好きだったジャケット🤣
でも、その後のアルフィーについてはあまり知らなかったので、誘われはしたものの楽曲はろくに知らず、単にノリと懐かしさで参加を決めたのだ。
さて、大阪城公園前に着いて、ホールへ向かって歩く。
時間は充分間に合う。
ホールに続く段々を上ろうとして、ふと目に止まったのは、
STING
の文字。
立て看板に、STINGのコンサート会場と書かれているのだ。
は?
アルフィーでしょ?
頭の中にはてなマークが点滅し、それから、もしや・・・・・・と思う。
さーっと血の気が引いた。
慌ててチケットを確認。
えーっ😳、厚生年金会館大ホール!?
ここちゃうやんーーーー!!😱
ど、ど、ど、どうする!?
いや、とにかく走れ!!
今来た道を、一目散に駆け戻る。
とにかく急げ!
大阪城公園前から四ツ橋まで、さっきまでのドキドキとは別の意味でドキドキしながら電車を乗り継ぎ、四ツ橋駅からコンサート会場へ向けて走った。
わたしにとって、厚生年金会館とは、そんな場所🤣。
駅から汗だくで駆けに駆けた思い出。
当然、コンサートはすでに始まっていて、ホール内に入ると楽曲の途中だったので、とりあえず一曲終わるまで席への移動はできない。
ホールの一番後ろで、初めて見たアルフィーのステージ。
金髪ロン毛を風になびかせて歌っているあれは誰?
髪の毛で顔が見えないけど・・・・・・。
高見沢さん!?↓↓↓
こんなんなってますやん!↓↓↓
正直びっくりした🤣。
ルックスもびっくりしたけど、髪を振り乱して歌っている様子にも驚いた。
アルフィーってこんな感じだっけ!?と。
いま考えると、あの時の驚きのなんと新鮮なことか😅。
調べてみたら、あれはどうやら6月20日のことだったらしい。
スティングの大阪城ホール公演が6月19日、20日、アルフィーの厚生年金会館が20日、21日、重なるのは20日だ。
↓↓↓STING
↓↓↓アルフィー
あれ以来、当日必ずチケットで会場を確認するようになった。
ごく最近も勘違いして覚えていたことがあったが、直前に確認して事なきを得た。
会場の確認大事!
年々歳をとって物忘れもひどいので、なおさらだ。
気をつけねば・・・・・・と、改めて思う朝だ。