今日は久々に予定のない日。

旦那を送り出して犬の散歩とパパ上チェックのあと、ダメ元で横になりました。

基本、昼寝のできないタチで、横になってもまともに眠れないわたしですが、さすがに寝不足がMAXだったのか、二時間ほど意識なくなりました😅

それからテレビ見たりおやつ食べたり。

このまえ録画した田村正和の『乾いて候』を視聴。


これは『乾いて候』のシリーズの中では、時代劇スペシャルで最初に放映したやつじゃなかったかと。

わたしが高校生くらいのとき?

田村正和サマもまだ麗しい盛りでいらしたので、ほんとに素敵でした。

そのあと、イラストレーターの小林智美先生が、乾いて候の同人誌を出してくださって、狂喜したのもよき思い出。


正和サマ演じる主人公・腕下主丞もさることながら、主丞の父・徳川吉宗役の田村高廣がまたいい味出していて、今日見たこの話では大岡忠相役を中山仁がやっているのですが、のちのシリーズでは弟・田村亮が忠相役になって兄弟揃い踏み。

そもそも原作の小池一夫氏が田村正和を念頭に置いて書いたという作品なので、バッチリ似合っているのです!

吉宗が、久しぶりに再会した息子・主丞に茶室でお茶を点ててもらって飲む場面があるのですが、さんざん主丞に恨みつらみや嫌味を言われて、まあ気の毒と言うか自業自得というか。
この吉宗は、さわやかな暴れん坊ではありません。
13だったかの年に湯殿番に手をつけて産ませたのが主丞で、この母子の命懸けの働きで吉宗は将軍の座についていられるのですが、母子の危険に対しては見て見ぬふり。
将軍であるためには身内も犠牲にする、けれども弱々しくて甘えん坊な面ばかりを見せて息子にすがる、ずるい男
それがわかっていながら、振り捨てられず、父のために体を張り続ける主丞の心は、常に乾いている、というお話。
そうは言っても、この主丞もまた、むっつりしている割には稀代の女たらし
原作では3人の女を侍らせてやりたい放題でしたから、なかなかのものです。

とはいえ、わたしは田村正和時代劇では、この作品が一番好き。
次に『運命峠』です。
『眠狂四郎』は、片岡孝夫バージョンのほうが好きなのです。

こうやって時々見返して、やっぱり主丞さま好きだなあとしみじみ思うのでした。

今月は後半が怒涛のスケジュールなので、とにかく今年度を完走したいと思います!