わたしは、井浦新さんが結構好きです。

ARATA時代、何の関心もなかったわたしが、突然「おおっ」となったのは、NHK 大河『平清盛』です。

『平清盛』は、実は三上博史の鳥羽天皇めあてに見たのですが、この時ARATA がやっていた崇徳天皇にはまりました!

それまで崇徳天皇といえば、百人一首の崇徳院としてしか、認識してませんでした。

「瀬をはやみ…」の歌は、小学生の頃に最初に覚えた和歌のひとつです。

当時はやった少女漫画『はいからさんが通る』で繰り返し引用された歌だったからです。

その崇徳院を怪演しおおせたARATA には、おみそれしました。

『平清盛』は当時あまり視聴率も良くなかったと記憶しているのですが、平成以降の大河では、『平清盛と『鎌倉殿の十三人』が一番面白かった気がします。

『平清盛』では、ARATA のほかに後白河天皇の松田翔太平重盛の窪田正孝が素晴らしい熱演で、この三人を一気に好きになったものです。

いつの間にやら井浦新になったARATA ですが、『リッチマン、プアウーマン』でも主演の小栗旬以上に好きだったかも。

とはいえ、それほど出演作品を知っているわけでもなかったのですが、なぜ今、井浦新さんについて語っているかといえば、現在『光る君へ』『おっさんずラブ-リターンズ-』で週に2回顔を見るせいです😅。

『光る君へ』では、いまのところ大きく目立つキャラではありませんが、『おっさんずラブ』のほうではなんとも美味しい役どころです。

同居人役の三浦翔平くんもわりと好きな俳優さん。

劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人 season 月』で森蘭丸の後の姿である無界屋蘭兵衛を演じていたのが印象的です。

season 月はダブルキャストで、上弦の月・下弦の月とチーム分けされていて、わたしの推しである鈴木拡樹くんは下弦で天魔王という役を演じていましたが、三浦翔平くんは上弦チームで、上弦の天魔王は早乙女太一くんでした。

上弦も下弦も、すごく良かったです。

『おっさんずラブ-リターンズ-』、録画だけしてなかなか見れていませんでしたが、昨日今日で消化して、この井浦・三浦のうらうらコンビにハマってしまいました。

実はわたしは子供の頃から筋金入りのBL 好き腐女子なのですが、『おっさんずラブ』のドラマが当たって以来、どのチャンネルのどのドラマを見てもゲイのカップルが出てきて、性的マイノリティに市民権をという現代の風潮なのはわかるものの、いささか食傷気味ではありました。

猫も杓子もゲイだのBLだのって、ちょっとやりすぎな気も?と思ってはいますが、『きのう何食べた?』とか『おっさんずラブ』とかは、やっぱり面白いです。

それにしても、いまネットで検索したら、井浦新49歳となっていてびっくり。

もうそんなお年なんですね。