老父の介護の関係で在宅時間が増えた今年、大好きな観劇もたまにしか出来ていないので、鑑賞するのは専らテレビドラマ。
一時期は減っていたテレビドラマだが、最近はまた多いように思う。
以前のようなバブリーでトレンディなものや、2時間サスペンスや、娯楽チャンバラ時代劇や、橋田系ホームドラマは影をひそめたものの、小粒でも色々バラエティに飛んでいる。
今期のドラマも、12月に入ってそろそろ完結したものがチラホラ。
また改編時期だなあ。
わたしが今期見ていたのは、パリピ孔明、相棒、インターホンが鳴る時、家政婦のミタゾノ、ゆりあ先生の赤い糸、大奥、ミワさんなりすます、ブラックファミリア、きのうなに食べた?、うちの弁護士は手がかかる、いちばん好きな花、トクメイ、聖夜のから騒ぎ、そんなもんかなあ。
タイトルはうろ覚え。
あとは、どうする家康とブギウギ。
パリピ孔明は原作を購読していて面白かったので、ドラマも見てみた。
ドラマはドラマで面白かったなあ。
もかちゃん可愛いし、向井クンは声が耳に心地いい。
森山未來もさすがだったし、中文担当兼 劉備のディーンも声がよかった。
脇を占める人たちも総じて良かった。
ゆりあ先生は、三田佳子のおばあちゃんが意外に可愛らしかったし、自宅介護のしんどさが身につまされた。
でももうゴロウさん元気になったので介護は終わって、あとは恋愛と乳癌かあ。
麻璃央くんは前シーズンのドラマ、ウソ婚にも出てたけど、まだまだ舞台も頑張ってほしい。
とはいえ、わたし自身あんまり舞台を見に行ける現状ではないので、テレビで見れるのは嬉しい。
最推しの鈴木拡樹くんにももっとテレビドラマ出てほしいが、拡樹くんはやっぱり舞台演劇が合ってるなあという気がするジレンマ。
きのうなに食べた?は、前作も面白かったから引き続き見ている。
よしながふみの漫画がわりと初期から好きだったのもある。
西島さんや内野さん、山耕さんもさすがのカンロクと色気。
安心して見ていられる。
シロさんの作る料理を見て、あ、これ作ろう、と思えるのもいい。
よしながふみ原作といえば、大奥は2シーズン分けての放送だったが、どちらも見応えがあって、つい先日の家茂が死ぬ回は本当に号泣してしまった。
宮さまが切なくて。
ちょうどブギウギも「大空の弟」の週で、NHKに泣かされまくっている。
から騒ぎは、ニノがなかなかいい。
VIVANTからの連投だが、何気にいいんだよなあ。
麻璃央くんの奥さんの桜井ユキちゃんも好き。
夫婦ともドラマで活躍、忙しそうだけど仲良くして欲しい。
実は、今期いちばん好きなのが、いちばん好きな花だったりする。
なんかもう、「そうそう!」とうなづく要素がてんこもりすぎて、嬉しくなるのだ。
特に、夜々ちゃんとみどちゃん。
みどちゃんが5人で会うより一対一で会う方が好きなところとか、ほんとに共感で。
気の合うみんなで集まるのは、もちろんそれはそれで楽しいんだけど、なんだろう、複数の友達と会うと自分の最大公約数しか出せなくなるのがしんどい気がする。
たとえばAさんの前での自分と、Bさんの前での自分って、同じ自分だけど見せてる部分が違ってたりする。
別に使い分けてるとかじゃなく、Aさんの前で自然に出てしまう部分と、B さんの前で自然に出てしまう部分が少し違う。
相手から見える角度というか。
自分全部が360度とした時に、Aさんには0〜200度までを、Bさんには160〜360度までを見せているとしたら、AさんB さん二人といっぺんに会ってしまうと、160〜200度部分しか出せなくなる。
いや、別に出してもいいんだけど、その場合、AさんかBさんのどちらかが知らない面を見せてしまうことになるわけで。
もちろん「意外だな」と思われるのは全然構わないが、それまでその人と築いてきた空気感を動かしてしまうのも嫌なのだ。
Aさんといる時はいつも二人の間の気圧がxで、Bさんといる時は気圧がyだとしたら、その気圧を保ちたいと思ってしまう。
xとyの公約数では、なんだかダメなのだ。
と、話がそれたが、このドラマはかなりお気に入り。
インターホンとブラックファミリアは、それなりにずっと見てはいたが、毎回見終わった後のあと味は良くない。
別に復讐ものが嫌いなわけではないので、単に脚本・演出とかキャスティングがわたしには合ってなかったのかな。
最近お気に入りの女優さんは、松本まりかさん。
どうする家康の大鼠役もいいし、トクメイにも出てる。
ちょっと前の妖怪シェアハウスのお岩さんよかった。
声がいいからかな。
松本といえば、松本若菜さんも売れてるなあ。
でも、わたしは電王の時のふんわりした松本若菜さんが好きだったので、キビキビして強そうな若菜さんはちょっと違和感!?
電王では、若菜さん佐藤健くんのホンワカ姉弟が大好きだった😌。
実はこれらのドラマは、勝手に録画されている。
ほかにもいっぱい録画されているが、その中からチョイスして見ているのが以上のドラマ。
リアルタイムで見ているわけではなく、時間のある時に思い出してはちょこちょ見ているかんじ。
なんだかんだで忙しい毎日の中、細切れではあるけどこれだけテレビ見る時間があるということは、まだまだ余裕あるやんワタシ!と再確認。
遊びに行く自由減った分、家でテレビ見る時間はできたってことか。
それはそれでよしとしよう。
。