=宗像大島= 葉っぱを持っていると宝くじが当たる? | 神社って面白いやん!つんつらぽっぽと行こう

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神社の起源から、今に至るまで・・・少し知識を得て神社めぐりをしよう!

楼門をくぐるとすぐに縦に長い拝殿があり、その先に中津宮の本殿があります。

本殿は、辺津宮の第二宮(ていにくう)と違い、美しい檜皮葺きの片流造となって

おり、千木が内削ぎ(うちそぎ)で鰹木が2本(偶数)ですから女神を表しています。


ここで、ボランティアガイドさんが、天照大御神と須佐之男命の誓約(うけひ)に

話をしてくれるのですが、だ、だれもこの古事記や日本書紀の話を知らないらしい。
えええぇぇぇ・・・そんなもんなのかなぁ~
なんで、この島に来ているんだろう?と疑いたくなるけどなぁ~・・・


また、2本の鰹木の形が、一つは四角の角材を3つ集めた物、もう一つの千木は、

丸材を3つ集めた物で他で見られないとのことでした。言われれば気が付きますが、
普通は通り過ぎてしまいます。なぜか、理由は不明とのことです。


境内には、ご神木の銀杏(いちょう)の木があるのですが、それよりもツアー参加の

皆さんの気を引いたのが社叢の「バクチの木」でした。この木の落ち葉を持っていると

宝くじや競馬に当たるとか、、、(笑)皆さん、落ち葉を探すのに一生懸命でしたww


拝殿に掲げられている額に書かれている「奉助天孫而爲天孫所祭」は、日本書紀に

於いて、宗像三女神を筑紫に降臨させた天照大御神が、「天孫(=天皇)を助け

奉仕しなさい、そして天皇のいる所で祀られなさい」と書かれている文と同じです。

なぜ、中津宮だけに?それも不明です。


ちょうど参拝したのが12月1日で、これから月次祭(つきなみのまつり)が行われる

とのことで島の漁師の方が、朝釣った大きな鯛を社務所に持ってこられていました。

ちなみに、巫女さんは神職さんの娘さんで、独身とか、、、余計なお世話か?爆



※写真上は、中津宮の拝殿と本殿 2015/12/01
※写真中は、中津宮の本殿 2015/12/01
※写真中の下は、 本殿の2本の鰹木 2015/12/01
※写真下は、拝殿に掲げられている額 2015/12/01
※写真下の下は、バクチの木の落ち葉 2015/12/01