バスを降りて(バスは神社の裏側で待っているとの事)、中津宮(なかつみや)の
二つの鳥居を通って参道を進みます。
この右手の小高い丘に牽牛(けんぎゅう)神社があります。また左手の丘には、
木の簡単な鳥居と織姫(しょくじょ)神社が見えます。どちらも小さな祠で、見落とし
そうになります。天の川が流れているとのことでしたが、見落としました。ガクッ!
中津宮のご祭神の宗像三女神の次女である湍津姫神が、大己貴神(大国主命)に
嫁いだとのことで、七夕伝説発祥の地とされている。しかし、この辺りは古事記や
日本書紀、さらに後の先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)では、多紀理毘売命や
田心姫命と大国主命の関係が書かれているので、良くわかりません。
七夕伝説なんて、日本全国に発祥の地がありますからね。大阪の交野市には
ご祭神が、天棚機比売大神(あまのたなばたひめおおかみ)である機物神社
(はたものじんじゃ)があります。みんな、「うちが本当の」と言いますが、、、笑
小さな石橋を渡り、石段を登り、楼門をくぐり、やっと中津宮境内に入って行きます。
離島の神社にしては、立派な楼門です。さすが、宗像大社ですね。境内に入った
ところで振り向くと、大島港が見えます。ここから、大島港が真東になるわけで
春分、秋分の日には、ちょうど鳥居のところから日の出が見れる、パワースポットと
のことです。
※写真上は、中津宮参道入り口 2015/12/01
※写真中は、牽牛神社の祠 2015/12/01
※写真中の下は、織姫神社の祠 2015/12/01
※写真下は、石鳥居から楼門を見上げる 2015/12/01
※写真下の下は、中津宮の立派な楼門 2015/12/01