最近、『キャリア』という言葉の意味を考えることが多くなりました。
もちろん、人それぞれに将来のビジョンがあり、
また、それに向かってキャリアを積んでいることとは思いますが、

例えば、目の前に3つの道が広がっていたらどうしますか?

1つは、将来のビジョン達成のために必要な経験をたくさん積める道
2つ目は、将来のビジョン達成のために必要な知識をたくさん積める道
3つ目は、それとは全く関係のない、目の前に続いている道

私は、3つ目の道はありえないと思います。

よくいわれることですが、一度きりの人生です。
なりたい自分に近づくためには、多少無理(?)をしてでも、
その道が将来のビジョンにつながっていることは大切です。

無駄な時間をつかっている暇はありません。

もちろん、どんな時間でも物事でも経験だとは思います。
しかし、24時間という時間は、
この世の中で唯一すべての人間に平等なものです。

であるならば、同じ時間を過ごすことによって、
どれだけ自分のビジョン達成に近づけるキャリアを積めるか。

あえて定量的に例えるならば、
Aという道ならば、100という距離のうち20進むことができる。
Bという道ならば、100という距離のうち3しか進むことが出来ない。
確かに、3の距離という名の経験は積めていますが、
同じ時間をつかって17も先に進むことができるなら
間違いなくAという選択肢を選びますよね。

となると、残るは2つ。
『経験』か『知識』か。

私は、すべての物事において、
『知識』と『スキル』と『経験』が必要だと思っています。

『知識』はすべての物事を理解しイメージし考えることのできる力
『スキル』はその知識を形にする力
『経験』は(知識だけでは解決できない場合などに)判断し決断する力
だと思っています。

運のいいことに、私には迷うに値する
選択肢というか機会を得ることができました。

あとは、タイミングと内容の吟味をきっちり行いながら、
まずは、肝心の一歩目を踏み出そうと思います。