今日もまた、コピーのことで、

悩ましげな出来事があったので、

書き留めておこうと思います。

(ライターのT君、読んでくれるかな・・。苦笑)


まず、文章に対する考え方の前提例として、


「文章はカラオケのようなものである。

人が下手なのはすぐにわかるが、自分が下手なことには全然わからない。」


という言葉があります。


だからこそ客観的な視点が必要なのですが、

その客観性って、なかなか身につきにくいものですよね。。

しかし、文章を書いていく上で、

必ず欠かせない要素だと私は考えます。



そして、「いい(上手い)文章」とは何かというと、


それはズバリ、「人を動かす文章」 だと私は考えます。


そのために必要なことは、

動かす対象の人とその人が置かれている状況を

きっちりと考えて書くことだと思います。


当然ですが、動かす人のことがわからないと、

動かしようがありませんよね。(笑)


文章を読ませる相手は、

子供なのか、老人なのか、友人なのか、

目が悪い人なのか、文字が読めない人なのか・・。

はたまた、暗がりで読むのか、寒い日に外で読むのか、

本で読むのか、広告なのか、メールなのか、

忙しいのか、暇なのか・・。

それぞれによって伝わり方は違ってきますし、

伝わり方が違うからこそ伝え方も違ってきます。


まあ、相手のことを思いやり、

適切な状態で、その人にとって必要な情報を伝える。

ある意味、それだけのことです。

(それが一番難しいのかもしれませんが・・ 苦笑)


そして、ここで少し触れておきたいのは、

人間の理解って、過去の経験や知識によって

助けられているということです。


つまり、過去に経験があれば、

みなまで書かなくても理解してもらえる反面、

全く自分の経験以外の文章は

きちんと書かなければわかってもらえません。


さらには、人間は自分の中で

勝手に仮説をつくりあげていく性質があるため、

わかった気になってしまいやすい

(勘違いしてしまいやすい)らしいです。


その、過去の経験や仮説構築のことを

学問的な難しい言葉でいうと、

「認知心理学」というらしいのですが、

その学問のひとつの考え方に、

「人は常に物事を推測しながら行動に移している」

という理論があるそうです。


なので、経験によって理解や判断がされたり、

勝手に解釈されてしまうのでしょうね。


ちなみに、その認知心理学的なアプローチをした、

いい文章とは、


■人を「動かす」文書を作る
■ 「見せて」「読ませる」
■わかりやすさが鍵
■相手の知識に配慮を 
■相手の気持ちに配慮を 
■特定の人をイメージする 
■事前に評価してもらう


ことだそうです。


まあ、学問的な難しい話は得意ではありませんし、

「認知心理学とは・・・」という文章でもありませんので、

結局、いい文章の作り方をズバッと(T君に)いってしまうと、


まず、事前に文章の企画と構成を考える。(←これが大事です)

つぎに、相手のことをきっちりと考え、注意をひく文章で読ませる。

そして、わかりやすい文章で理解を促し、最終的に動かす。


これができればいい文章です。



まあ、簡単にいうと、

「何かの集まりのとき、集合してほしい日時と場所に、

きっちり仲間に集まってもらえる文章」 がいい文章だと思います。


つまり、来てほしい時間にきちんと集まってもらうために、

事前告知をするわけですが、

相手が忙しければ、前置きの長い文章は不要ですし、

伝え方も、箇条書きの方が理解が早くていいのかもしれません。


その反対に、きっちりと挨拶からはいり、

丁寧な文章の方が、呼ぶ相手にとってはいい場合もあります。


また、相手が時間通りに集まる必要性も

きっちり伝えなければいけません。

それが、電車やバスの時間が決まっているから。という理由なのか、

仲間的に待たせるのは悪いから。という理由なのか、

運営に支障をきたすのか。

いずれにせよ、時間通りにきてもらう文面が

必要になってきます。(直接的に伝える・伝えないの判断もありますね。)


そして、仲間にとってメリットのある集まりであれば

自然と集まるのでしょうが、

全員にとってそれほどいい集まりでなければ、

その難易度はさらにあがります。


そもそもの伝え方も、手紙がいいのか、PCメールがいいのか、

携帯メールがいいのか・・、といった

「場の考察」も必要にもなってきますね。


なんて、すごく身近な文章でも、

相手のことや伝えたい内容をきっちり考えて書いていますよね。


まあ、まだ自分につながりのある人間ならば、

文章力以外のところで動いてもらえる可能性は非常に高いですが、

それが、自分とはつながりがまったくない、

不特定多数に対する文章であれば、

さらに難易度はあがってきます。


そのことを意識できるかできないかで、

出来上がる文章も大きく変わってくると思います。


一応、補足として、

「よくない(下手な)文章」の基準についても

書いておきます。

 

それは、

 

■分かりにくい文章

 →長い文章や、過剰修飾の文章、

  回りくどい表現などがこれにあたるでしょうか。

 

■誤解を招く表現

 →そもそもの誤解を招くことはもちろんですが、

  かかる言葉が複数あるようにみえ、意味が見えにくい文章ですね。

 

■堅い文章

 →古文か何かを読んでいるような言葉遣いのことです。

 

■混乱した文章

 →私のブログです(苦笑)

  つまり、文章の構成をきっちり考えずに、

  思いついたことを手当たり次第書いた文章のことです。

  内容の核となる事象をきっちり伝えるべきですね。。(汗)

 

「いい文章」の条件を意識しながら、

上記の「よくない文章」の条件に当てはまっていないかを、

きっちり客観的に判断して書いていきましょう。


と、なんだか、

文章のことを書いているのに、

グチャグチャになってしまいましたが、(苦笑)

文章で日々悩むT君と、そして自分へのメモとして、

書き残してみました。(読みにくくてスイマセン・・ 笑)