モノレールで「最前列!」と騒いだ長男。
長男の「最前列ー!最前列ー!最前列がいいいいいいいいーーー!」という怨念を察して譲ってくれたのかはわかりませんが、前の家族は一番前に座らなかったので、希望通り最前列に座ることができました。
モノレールはゆっくりと出発!
しょせんは園内モノレールだけど、動物よりかは好きなモノなので、長男は嬉しそう。
長男を除く、私たち一般人は下を見ながら
「わー。あれが新しいゾウ舎だねー」
とか動物をついつい見ているわけですが、長男はもちろん、眼下の動物園など一顧だにしない。
車両すれ違いを楽しみ、風景にやっと声をあげたと思ったら、
「わあーーーっ!時計だあ!!!」
高いところにある時計が線路脇に見えて萌え萌えハッスルだったらしい・・・。
(テツだからなのか時計が大好き。3歳の誕生日を過ぎてすぐにアナログ時計が読めるようになった)
ほどなく「植物園駅」に到着。
祖母(私の母):「以前はもっと細かく駅があった気がするわよねえ。Wさん家族と一緒に来たとき、子供動物園のところで降りたわよお」
・・・母上様、それって私が小学生だったから、20年前か25年前か・・・大昔の話だよ・・・。
園内モノレール、たぶん一度建て替えしてるよね。乗り場に昔からエレベーターなんかあったとは思えないもんね。
切符拝見があり、さーて、このまま乗って動物園に戻るか・・・というところで、長男が叫んだ。
「降りる!!!!!!」
凍り付く一同。
えっ・・・。降りるの!?ここ植物園だけど!!
動物すら見ないアナタが、世界の花とか草木をシミジミと眺めるようには思えないけど!!
私:「あの・・・。ここは葉っぱしか無いよ?」
長男:「降りる!母さーん!降りるよーーーーー!」
結局・・・停車時間のあいだだけホームに降りて駅を探索することで折り合いました。
たぶん、駅を踏破して確認したかったんでしょう・・・。
「全駅踏破」的な記録の肩書の存在を知ったときは「と、踏破したからどうだというのだ!」と苦笑いしたもんですが、駅がそこにあったら「降りたい」「どんな駅か確認したい」と思うのは、テツのサガなのだなっ・・・。
やっと動物園駅に戻り、動物園観覧を再開。
しかし長男はベビーカーに体を預けたままムッツリとして、もう用は済んだとばかり、
「早く高畑行きに乗って帰ろう!」
を連発。
東山線は普段、あまり使わないんですが、帰りは高畑行だとちゃんと把握しているんだ・・・。
ゾウやキリンはともかく、コアラも一瞥すらくれない。
はあ・・・。まぁわかってたけど・・・。わかってたけどお。
唯一、オランウータンの檻の前で「あ、あれは!!あれは何!」と叫び出したのですが、長男への期待度が0を通り越してマイナスの私は、もはやぬか喜びしない。
スズメとハトの区別もつかん男が、オランウータンなんか知るはずもない。
で、けっきょく長男が反応したのはコレだし!
【どうぶつものしりかん】←動物の生態を説明してくれる機械。100円。
長男:「100円って書いてあるよ!かあさん!100円!100円!!!」
私:「・・・・・・・・・(怒)」
長男:「100円ーーーーーー!」
私:「動物の説明だよ?最後まで聞けるの?」
長男:「聞ける!」
私:「100円出すんだから、ぜっったいに最後まで聞くんだよ!?途中で投げ出さない!」
長男:「わかった!100円!」
(100円を投入)
機械:「○×△~(オランウータンの説明)」
長男:「・・・・・・・・・。(つまんなそう)」
私:「離さない!最後まで!!(厳命)」
長男:「な、長いね・・・。長いね・・・(汗)」
かくて午前は終わった。
池のほとりの木陰を探してレジャーシートを敷いたところ、たまたまモノレールのレールの真下だった。真上を走行していくモノレールを見て、さっきまで超態度ワルかった長男が、急に生き生きとしはじめた。
妹がいれてきてくれたコーヒーをもらって飲んでいた紙コップを手にとり、口に当てて嬉しそうに、うなりだす。
長男:「うーーーーーーーーーー」
モノレールの・・・走行音マネ・・・orz
家族一同、苦笑いのまま午後の遊園地編へとまだ続く。