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息子がテツになりまして

2011年うまれの息子は、一歳六ヶ月にして鉄道に目覚めてしまった・・・。
いまじゃ毎日「でんしゃでんしゃでんしゃでんしゃ!!」・・・。
もう少し他のことに興味をもってほしい母による愚痴&息子観察日記。

古い話で恐縮ですが、7月の下旬に例の「夢の超特急展」のチラシが新聞広告に入ったとき、私はたわむれにチラシを見せ、「これ何かわかるう?」と問いかけたのです。

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(チラシがぐちゃぐちゃ写真ですいません。次男がなんでもぐちゃぐちゃにしちゃうんだよね)



古い名鉄、とか3400系とか、そういう返答を期待して私は尋ねたのですが。


長男は、こう即答した。


「Nゲージ!!!」


ぐ、グウの音も出んっ・・・。

たしかにNゲージだっ・・・。


さらに続けて、


「ぼくNゲージ欲しい!!」


・・・聞くんじゃなかった。何このヤブへび!!


一体Nゲージならどんなのが欲しいのか参考までに聞いてみると、


「3500系!!」


とのこと。

長男は通勤型の名鉄だと3500系が好きだ。それこそ1歳のころからね。


長男が今の次男ぐらいの年齢(2歳すこし前)のころは、駅にいくとvvvfの3500系が来るまで「3500じゃないと乗らない!」と粘られて往生したものです・・・。


さらに一言。


長男:「グリーンマックス!」


私:「・・・・・・・・・っ!(めまい)」


ぐ、グリーンマックス・・・。


グリーンマックスというのがNゲージを作ってる?売ってる?会社だということまでは、私もうっすらと知っています。

鉄道模型展で名鉄のNゲージの宣伝チラシをもらったことがある。


まさか3歳児の口から、その固有名詞を聞く日が来るとは・・・。


うちは旦那はヌル鉄かつ、コレクション系は興味皆無なので、Nゲージに関する知識や会話なんか、家庭内のどこにも転がっていないはず。

たぶんyoutubeの何かの鉄道模型動画で覚えたのでしょう・・・。


子供の吸収力ってすごい・・・。

昼食後、祖母(私にとっては母)が、


「小さなSLがあるのよお。きっと喜ぶワ」


と言い出し、ぞろぞろついていったら遊園地側でした。


東山動物園でSLで小さいったら・・・昔はよく祭日には「ミニSL」が来てたのを知ってるので、てっきりソレだと思い込んだ私。


ところがついてみると、SLの形をした単なる遊具(園内モノレールのスカイビュートレインより、さらに子供向けなモノレールもどき)なのでありました。


結局それに乗ったのですが、長男は祖母が「SLがある」と言ったのをしつこく覚えており、なおかつモドキ遊具は当然「SL」「機関車」としてはカウントされなかったため、帰る瞬間まで、


「SLは?SLは?」


と言っていたという・・・。


ビビリの長男だし、私も旦那も遊園地の乗り物的なものは殆どダメなタチなので、息子もダメであろうと勝手に思っておりましたが、子供向け遊具あれこれ、まぁまぁ面白く乗ってました。


「のりもの券」が減るわ減るわ・・・。1日券にすりゃよかった。こんなに乗るとは思わなかったわ。


長男は遊具待ちの列に並びながら、何か思いついたように「のりもの券」を空にかざして、その日最高の笑顔を見せました・・・。


「ミューチケット!!!!」


・・・のりもの券を見て、ミューチケットしか連想できないのか・・・(苦笑)


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帰り際にスロープシューターに乗りたいと言われ、チケット売り場遠いしもう面倒くさかったので、「あれはスピードが出るから危ない」と理由をつけて断ったところ、


「何キロ出る!?120キロ出る!?名鉄特急ぐらいのスピード!?」


としつこく食い下がられて疲れた。


記録したかったテツネタは、こんなところです。

はあ・・・思い出して記録しただけで、当日の疲労感とガッカリ感を思い出して疲れた。


とにかく長男には、動物園は10年早い・・・いや、10年たってもマトモに動物園観覧が出来るか怪しいもんだ(苦笑)



モノレールで「最前列!」と騒いだ長男。


長男の「最前列ー!最前列ー!最前列がいいいいいいいいーーー!」という怨念を察して譲ってくれたのかはわかりませんが、前の家族は一番前に座らなかったので、希望通り最前列に座ることができました。


モノレールはゆっくりと出発!


しょせんは園内モノレールだけど、動物よりかは好きなモノなので、長男は嬉しそう。


長男を除く、私たち一般人は下を見ながら


「わー。あれが新しいゾウ舎だねー」


とか動物をついつい見ているわけですが、長男はもちろん、眼下の動物園など一顧だにしない。


車両すれ違いを楽しみ、風景にやっと声をあげたと思ったら、


「わあーーーっ!時計だあ!!!」


高いところにある時計が線路脇に見えて萌え萌えハッスルだったらしい・・・。

(テツだからなのか時計が大好き。3歳の誕生日を過ぎてすぐにアナログ時計が読めるようになった)


ほどなく「植物園駅」に到着。


祖母(私の母):「以前はもっと細かく駅があった気がするわよねえ。Wさん家族と一緒に来たとき、子供動物園のところで降りたわよお」


・・・母上様、それって私が小学生だったから、20年前か25年前か・・・大昔の話だよ・・・。

園内モノレール、たぶん一度建て替えしてるよね。乗り場に昔からエレベーターなんかあったとは思えないもんね。


切符拝見があり、さーて、このまま乗って動物園に戻るか・・・というところで、長男が叫んだ。


「降りる!!!!!!」


凍り付く一同。


えっ・・・。降りるの!?ここ植物園だけど!!

動物すら見ないアナタが、世界の花とか草木をシミジミと眺めるようには思えないけど!!


私:「あの・・・。ここは葉っぱしか無いよ?」

長男:「降りる!母さーん!降りるよーーーーー!」


結局・・・停車時間のあいだだけホームに降りて駅を探索することで折り合いました。

たぶん、駅を踏破して確認したかったんでしょう・・・。


「全駅踏破」的な記録の肩書の存在を知ったときは「と、踏破したからどうだというのだ!」と苦笑いしたもんですが、駅がそこにあったら「降りたい」「どんな駅か確認したい」と思うのは、テツのサガなのだなっ・・・。


やっと動物園駅に戻り、動物園観覧を再開。


しかし長男はベビーカーに体を預けたままムッツリとして、もう用は済んだとばかり、


「早く高畑行きに乗って帰ろう!」


を連発。

東山線は普段、あまり使わないんですが、帰りは高畑行だとちゃんと把握しているんだ・・・。


ゾウやキリンはともかく、コアラも一瞥すらくれない。


はあ・・・。まぁわかってたけど・・・。わかってたけどお。


唯一、オランウータンの檻の前で「あ、あれは!!あれは何!」と叫び出したのですが、長男への期待度が0を通り越してマイナスの私は、もはやぬか喜びしない。


スズメとハトの区別もつかん男が、オランウータンなんか知るはずもない。


で、けっきょく長男が反応したのはコレだし!


【どうぶつものしりかん】←動物の生態を説明してくれる機械。100円。

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長男:「100円って書いてあるよ!かあさん!100円!100円!!!」

私:「・・・・・・・・・(怒)」

長男:「100円ーーーーーー!」

私:「動物の説明だよ?最後まで聞けるの?」

長男:「聞ける!」

私:「100円出すんだから、ぜっったいに最後まで聞くんだよ!?途中で投げ出さない!」

長男:「わかった!100円!」


(100円を投入)


機械:「○×△~(オランウータンの説明)」

長男:「・・・・・・・・・。(つまんなそう)」

私:「離さない!最後まで!!(厳命)」

長男:「な、長いね・・・。長いね・・・(汗)」


かくて午前は終わった。


池のほとりの木陰を探してレジャーシートを敷いたところ、たまたまモノレールのレールの真下だった。真上を走行していくモノレールを見て、さっきまで超態度ワルかった長男が、急に生き生きとしはじめた。


妹がいれてきてくれたコーヒーをもらって飲んでいた紙コップを手にとり、口に当てて嬉しそうに、うなりだす。


長男:「うーーーーーーーーーー」


モノレールの・・・走行音マネ・・・orz


家族一同、苦笑いのまま午後の遊園地編へとまだ続く。


嗚呼、不本意!


不本意ったら不本意だーーーーーーー!




日曜日に東山動物園に行きました。




本当はfacebookあたりに、




「いつもは電車!しか言わない息子もコアラは珍しかったようで手を振っていました♪♪」




なぁんて投稿をして、育児の充実ぶり(べつに充実してないので虚勢だけど)を知り合いに向けてアピールするつもりだったのに!




くくう(泣)




現実とは無慈悲なもの。




結局、丸一日動物園にいて、このブログに愚痴るようなテツネタしか出てこなかったYO!!




だーかーらー!動物はダメだとあれほど・・・。




長男、ホンットに「ネイチャー」っつうか自然に関する事物には一ミリの興味もないため、自然公園や生き物施設に行くと30分たたずに「帰ろう!」連発となり、うんざりするので、私はすっかりあきらめて、自分では連れていくことはありません。




今回は私の実家が!


どうううしても「孫と東山動物園に行きたい」と言うし、私の妹もついてくるというので、まぁ一族レジャーとしてなら、(大人が多いと私がラクできるし)久々に行ってもいいかなぁということで企画されたのでした。




二年半前に一度いって、そらぁもう、長男の無関心ぶりがヒドかったのですが、私もまだ悟りきれていない部分もあり、




「幼稚園に入ったし、コアラぐらいは見るんじゃね」




って気持ちが無きにしもあらずだったのです。くううう、甘ちゃんだったわ、私。




出かける前に、私は一計を案じた。




「動物見ろっつっても、見るわけないし、なんか任務を与えよう。そうだ。最近、(電車の)写真とるの好きみたいだし、動物の写真を撮らせたらいいんじゃないかね」




実家に前泊して当日朝、私はフル充電したデジカメを長男に渡した。




「これで動物の写真を撮るように。帰ってから父さんに撮った動物さんを見せてあげようね♪」


(旦那は例によって不参加だ。土日祝関係ない仕事なんで)




結果、彼は行きの東山線車両と、実家最寄りの某駅の駅看板の写真しか撮らなかったYO!(泣)




・・・私はしみじみと悟りました。




そうか、彼はカメラや写真が好きなわけじゃないんだ。


電車が!好きだから!大好きな電車を保存するためにシャッターを押しているのか・・・っ・・・orz




行楽日和、動物園の門をくぐり、最初に見た大型動物はサイでした。




祖父:「ほらぁ、サイがいるよー!」


長男:「・・・・・・・・・。(むっつり)」


私:「写真!ほら写真とってごらん!」


長男:「撮らない!」


私:「そう言わずにさぁ」


長男:「(後ずさりしつつ)モノレール!モノレール乗ろう!」


私:「スカイビュートレイン・・・。いいけど、後にしようよ。まずは動物を見て?」


長男:「モノレール!モノレール!モノレール!モノレール!」




困っている私、祖父母、叔母たち(私の妹ふたり)を残して、自分勝手な3歳児はモノレールめがけて人の海に消えて行った。




言い出したら聞かない!鉄絡みは特にね・・・。




仕方なくみんなでゾロゾロと彼を追いかけ、入園そうそう園内モノレールに乗ることになってしまった。




往復500円か・・・。(片道だと植物園でおろされてしまう)


東山動物園自体の入園料が500円だというのに。




乗り口につくと、うちを含めて2家族しかいなかった。


そりゃ、そうだろう。朝一番で乗るなんて少数派だよね。




入口があくのを今か今かと待ちかまえ、開いた瞬間に前にいた親子を抜かしてホームにすっ飛んでいこうとする長男。




私は怒鳴った。




「こらああああ!順番を守る!抜かさないーーーーー!(怒)」




長男はおずおずと戻ってきつつ、言い訳がましくつぶやいた。




「一番前!一番前に乗りたいよ!!!!!」




その2 に続く。

京都での乗り鉄の話。




梅小路から京都駅に戻って地下鉄に乗る寸前まで、長男は旦那に抱っこされて寝ていた。


が、地下鉄構内に車両が入ってきて、Sくんが、




「近鉄だっ!!」




と叫んだ瞬間、パチッと目を覚まして「近鉄!?」と叫んだのだった・・・。(実話)




京都の地下鉄は近鉄と乗り入れしてるんだ?


へー。はじめて知ったわ。


(趣味で京都は毎年行ってて、地下鉄も使ってたはずだけど気づいてなかった)




そんで、何の車両だったか忘れたけど、たしか京都の地下鉄のどれかを見送りながら、




長男:「鶴舞線の3050系とモーター音が同じだ!!」




と真顔で解説してくれた。




旦那:「そおか?じゃあ、3050系と同じ日立製のモーターなのかなあ」




・・・どうでもいい!心底どうでもいいっ!(私の心の叫び)




そんで京阪に移動。


京阪8000系エレガントサルーンとやらに乗る。




な、内装が豪華!




私:「はーっ。これぐらい豪華だと乗ってて楽しいね。私も好きだわ、これは」




と乗り心地に対する素人コメントをする私の横で、旦那と長男のあいだでモーターは何か、という論議が始まる・・・。




長男:「ブーンって言ってるね」


(長男はvvvfはウーと表現する。ブーン、というのは非vvvfだという表現)





旦那:「いやいや、これvvvfだろ。間違ってるぞ」





長男:「(冷静に)ブーンブーンだよ」





・・・帰宅してからググッたところ、vvvfではない・・・つまり長男が正しかったことが判明。


旦那が「vvvfに決まってると思い込んでた。感覚で判断する3歳児にはかなわん」と反省しておりました。




京阪を降りたところで私が、




私:「うーん。旦那や息子が2200系をイマイチ評価しない理由がわかんなかったけど、これ乗っちゃうと、たしかに名鉄の2200やミュースカイは負けてるね」




と話したところ、長男も会話に割って入ってきた。




長男:「名鉄、負けてたね」




・・・名鉄狂信者の長男だが、評価は客観的で冷静なんだね・・・。負けてるのは認めるわけか・・・。




私:「そうだねぇ。京阪すごいねえ」





長男:「でも!近鉄なら負けてないね!(真顔)」




・・・すごい。


ここで近鉄を引き合いに出せるの!?


たしかに近鉄なら、「しまかぜ」あるし「アーバンライナーネクスト」もイイし、負けないだろうけど・・・。




鉄道に関してだけ、何その大人みたいな洞察力と会話力!




長男の底知れぬテツ力(なんて言葉があるのか知らんが)にちょっとビビったのでした。