今日お昼のNHKニュースでは内閣が「ビッグシティー構想」なる特区を設け、古い工場などを取り壊し、自動運転、遠隔操作による治療などを「特区」化して税制面での優遇措置を取る法案を次期国会に提出すると言う報道があった。勿論その主役は片山さつき、竹中平蔵、菅官房長官、そして我らのアベおぼっちゃまと言うチョー新自由主義者の集まりだった事は言うまでも無い。しかし、そんな都市に果たして人間が住み良い環境があるかどうかは疑問だ。当然だが、人が住むとはそこに大人と子どもが生活し、様々な職種の人々が多様性を持って生活する事が人間社会の特性だと思う。それに反して新自由主義的な都市は裕福層の集団が、更に裕福な思いをするために住み着く場所であると思う。その中では葛藤とさらなる欲望の嵐が吹き荒れ、住んでいる人々だけの自治権を主張するかも知れない。こんな発想の都市は日本では存在しなかった。それを彼等は日本版バベルの塔として作り上げようとしているのか。恐ろしい気がする。