
今日の日曜日は、久しぶりのだんじり見学でした。 見せてもらったのは、崇拝する開さんの名作である和歌山県橋本市市脇のだんじりです。 市脇だんじりは、元は貝塚市半田町の先代で、私が初めて見たのは半田町で吉為さんでの改修をされた後やったように思います。 新調は、昭和11年、大工は岩出秀吉師、彫物師さんは開正藤・正珉親子で、助として玉井行師であります。 昨年、震災チャリティー見学会の折、先代は見せてもらったのですが、開ファンの私としては、やはりこちらを見たくてウズウズして、この日を待ち望んでおりました。 という事で、待望の網なし見学となりました。

▲10時過ぎに、到着するとマニアの先輩方が、すでに集結しており、このだんじりの人気の高さを物語っております。

▲屋根などは改修されております。上でもお話しましたが昭和58年吉為工務店にて大改修され、彫物も一部入れ替えられておるそうです。

▲う~ん。ええ感じですね~

▲いきなりですが、魅惑の腰周りです。写真は、正面ですが、縁葛~土呂幕にかけて、「開さん」「玉井さん」「開さん」「玉井さん」で構成されていました。開さんは、跡目正珉師の作品でして、正珉・行陽のコンビは岸和田旧市の筋海町からのコンビですね~

▲正珉・行陽コンビですが、開ファンなので、開さんしか目に入りません(笑)写真は、師匠二代目黒田師より受け継がれた意匠です♪あ~落ち着くわ~

▲連子の「桜井の驛」ですが、小楠公が立ち去る場面で珍しいです。というか、この意匠、、正しく開と感じる名作であります。

▲この組討ちもすばらしいですね~下の兵が半分めり込んでるような感じですが、この感じは淡路彫をはじめ播州でもよく見られるものですね~ムチャ好きです♪

▲土呂幕の馬乗りで、前田犬千代初陣より。この馬の感じが何とも…

▲良いですよね~♪

▲少し開から離れて、摺り出し鼻は、58年改修時のもで、筒井和男師の作品のようです。

▲そして、見送りです。ここの見送りは、私個人的に非常に気になる見送りなのです。

▲馬乗り三体入っているのですが、どれも名作なんですが、我が北村の見送りによう似た馬乗りが入っており、うちの見送りの彫物師さんが誰なのか…謎を解く鍵と言える作品なのです。。

▲という事で、ちょっと双方を見て頂きましょう。上が市脇で下が北村です。似てると思いません?どちらも淡路彫には間違いないと思うんですが、彫物師さんは不明なんですよね~個人的な希望的観測としては、「もしや正珉??」なんて…(笑)そうあってほしいと思ってるのは私だけだと思いますが(笑)

▲この日、先代だんじりも出して頂いていたらしいですが、私はこちら一点張りで、二時間半びっちりと見せて頂きました♪

▲帰りに同行した板原村館長さんに連れて行ってもらってお好み焼きを食べて帰りました。ここのお好み焼きが最高に美味ったんです。
開さんファンの私としては、旧市筋海町で西本五葉師の影響を受けた後の正珉さんが制作した作品だという事で、非常に気になる一台でした。 また、見送りの馬乗りももう一度じっくり見たかったので貴重な見学でした。 開さんのだんじりを見るだけでも幸せやのに、念願の網なしを見せてもらい、尚且つ美味いお好み焼き食べて最高の日曜になりました。 最後に、本日の見学を催して頂きました関係者の方々と市脇関係者の方々には大変お世話になりました。 ブログ上ではありますが、心より感謝申し上げます。。ありがとうございました。
