イメージ 1

先日、五月五日に行われた岸和田市南掃守地区の上松町新調入魂式を見に行ってきました。

今年初の岸和田での新調入魂式という事もあり、たくさんのギャラリーが新調だんじりを一目見ようと集結しました。
上松町といえば、何と言っても先代だんじりの平土呂幕に入っていた「岩見重太郎 狒々退治」が有名であり、この日お目見えする以前よりこの図柄が再び入るのでは?という噂も聞き及んでおり、個人的にも非常に楽しみでありました。

それでは、Yahooブログ制限一杯の写真を一挙に見て頂きましょう♪
イメージ 2

▲小倅と共に5時起床して、5時半に現地入りしましたが、すでに黒山の人だかりが出来ていました・・・(汗)
イメージ 3

▲町内やだんじり作事関係者の皆様も慌しく準備されていました。
イメージ 4

▲そして、同地区内の各町関係者もお祝いの為、JR下松駅付近に集結。

▲そうこうしているうちに、無事に入魂の儀を終えた新調上松町だんじりがファミマの角を颯爽とやりまわしを決めていきますが、この時私は勢い余った後ろ梃子の餌食に・・・(笑)
イメージ 5

▲休日の戎橋級のたくさんのギャラリーを引き連れて下松駅方面へ消えて行く新調だんじり・・・(汗)ここで我々は、新調記念曳行を先回りという事で、この日のお祝いで立ち寄る同地区西ノ内町方面へ向いました。。
イメージ 6

▲西ノ内町に到着すると西ノ内町もだんじりを出していました♪
イメージ 7

▲西ノ内町到着寸前でアクシデントに見舞われましたが・・・
イメージ 8

▲無事に合わせる事が出来ました♪西ノ内町の彫物責任者も上松町と同じく、今回の責任者である健司師の祖父である舜次郎師であり、時代を越え祖父孫の作品が相見えた瞬間です♪
イメージ 9

▲そして、各町をお披露目しながら、再び阪和線にて電車待ち。。

▲踏み切りがあがると一気に駆け抜ける新調だんじり。
イメージ 10

▲記念曳行も無事終え、たくさんのギャラリーの見守る中、式典会場へ入っていきます。
イメージ 11

▲そして、大きなテントが張られた会場へ据えられました。
イメージ 12

▲会場内の様子とこの日配られた図柄表と町内掲示板に張られていた新調だんじりに関する新聞記事。
イメージ 13

▲それでは、たくさんのギャラリーやったんで、少ししか見れませんでしたが、ここからは、だんじりのミニレポです♪
イメージ 14

▲大工仕事は大下工務店さん、彫物師は先ほどから名前が出ている大下さんとは数々の名作を生み出している名コンビである先日親方に襲名された木下健司師率いる木下彫刻工芸さんです。姿見は、切妻のシュッとしたシルエットでした♪
イメージ 15

▲車板には、「七福神宝社参宮」とあり、七福神ものはけっこうありますが、宝社参宮は見かけましたかね??
イメージ 16

▲主屋根周りで最初に気が付いたのは、神話もので固められていました。写真は隅出すの「国生み」、「日本武尊東夷」ですが、隅出すにこんな図柄が入るのは珍しいのでは??
イメージ 17

▲枡合です。上二枚は主屋根正面「天乃巌戸」「神武東征」、下二枚は後屋根で「醍醐の花見」「北野大茶会」でした。枡合にしては、奥行きがあり豪華さを感じました。
イメージ 18

▲場所が上下になりますが、屋根下の桁鼻では珍しい「猿掴む鷲」、松良にはこれまた珍しい「天王山を征す」の場面が入っていました。
イメージ 19
▲勾欄も目を惹きました。花鳥物ですが、かなり精巧に彫り上げれていました。また、縁板の意匠も町名に由来しているのであろう「松紋」が施されていました♪
イメージ 20

▲こんなところにも町紋が入っています。
イメージ 21

▲後ろに回って、大脇ももの凄い厚みがありました。。
イメージ 22

▲その上の物見には、合戦もので、四王天但馬守が入っていました。また、古風な竹の節の中には、このような感じ・・・分かります??
イメージ 23

▲そして、後屋根車板には、播州屋台狭間では定番の菅公遊歩の場面「牛乗り天神」が入っていました。個人的にこの場面は好きなんです♪
イメージ 24

▲それでは、腰周り行ってみましょう♪無茶苦茶、豪華です!正面で縁葛「愛宕連歌」大連子「山崎之合戦」小連子「本能寺乃変」土呂幕が先代の平に入っていた「岩見重太郎 狒々退治」です。
イメージ 25

▲遠目でしたが、黒田一門を継承する健司師の凄い気迫の籠もった作品だと感じ取れました♪
イメージ 26

▲左平は、この一枚だけ写せました。。縁葛「淀君秀頼出陣を阻止」大連子「槍一本六万石」小連子「半田寺山 後藤又兵衛」土呂幕「真田幸村 家康本陣ニ突入ス」です。
イメージ 27

▲そして、右平は土呂幕のみです。【大坂夏の陣】泉州樫井川での大合戦「塙団衛門勇戦」です♪日頃お世話になってる河合師の作品です。
イメージ 28

▲健司師同様、あわじ彫を継承する河合師の渾身の作品です。蹴散らされた雑兵の垂れ目具合が開さんを感じさせますね~また、松の枝上には、河合師のトレードマークであるお猿さんが合戦の行方を見守っています。
イメージ 29
本当は、もう少し早起きして神社内で入魂しているだんじりをゆっくり見たかったんですが、無理でした。。 しかし、本当にたくさんのギャラリーに祝福されるのに相応しい名作が、上松町に誕生しましたね~ また、今回の彫物責任者である木下健司師にとっては、師匠賢治師より親方を受け継がれて初のだんじりを送り出すと共に先代だんじり彫物責任者である偉大な祖父を凌ぐ作品制作に心血を注がれたのではないかとお察しします。 この日は、たくさんのギャラリーさんがお祝いに駆けつけていたので、ゆっくり拝見できませんでしたが、大下&木下さんの苦心の上松町だんじりを穴が開くほど見せて頂きたいと願います。 最後になりましたが、上松町関係者の皆様、この度のだんじり新調、まことにおめでとうございます♪ 末永く、この町の宝を大事に曳行できます事を心よりお祈り致しております。