
今日は、少し前にあった播州の「技・職人展」にも展示されていた奉納額を紹介しましょう♪ 題材は、「安藝の宮島」でこちら泉州では、「安藝宮島 弁財天の戒め」という図柄名で有名ですね♪ 厳島神社の御祭神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は輝かしいばかりの美しい女神であったそうで、やがてその噂は京の都にも聞こえるようになり、清盛の耳にも届きました。厳島に家来を従えて向かった清盛の前に、市杵島姫は御神体を現しました。市杵島姫は清盛に冷たく「私はこの島の神であって、汝のごとき凡俗ではない。しかし、汝がもし神技と等しい行いができるのであれば、汝の愛も受けよう」と言いました。清盛は「私はあなたのいう通り神ではありません。しかし、神と同じ力を振るうことはできる。姫神のためにこの島に宮殿を造り、この島に通う難所の音戸の瀬戸を一日で掘り抜いてみせよう。」市杵島姫に誓ったという場面である。 この作品を彫られたのは、播州英賀東ご出身の【大木彫刻店】こと大木光師である。 大木師は、15歳の時に【井波彫】伝承者である柳沢英一師に師事され、現在39歳の若さであるが数々の屋台彫刻の依頼を受け、ご活躍されている。 それでは、奉納額を見てみよう♪

▲意匠は、厳島神社の清盛の前に龍神に乗った市杵島姫命が現れた場面です。

▲龍神のアップ♪

▲対して、清盛のアップ!衣服の感じも良く清盛の雰囲気も良いですね~

▲大木光師の墨書きです。

▲最後は、もう少しアップ♪
いかがでしたか? 数年前の関東遠征以来、どうも神社へ行くといろいろ物色をしてしまいます・・・(笑) この奉納額は、ネットで見た事があり、播州へ行った時には見に行ってみようと思っていました。 掲載した画像は3年ほど前に写したものでしたが、今回の「技・職人展」に展示されているのを見て、載せようと思った次第であります。 また、「技・職人展」では、実演もされており、初めて拝見した時、失礼ながらお若さにビックリしました。 これから、新調や改修される大木師が携われる屋台彫刻に注目したいですね~