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本日は、久しぶりに温い一日でしたね。

今日の私は、以前に板原村館長さんたちと一緒に拝見させて頂いた【黒田の龍虎】ことあわじ彫の木下舜次郎師作と思われる武者彫刻を【賢申堂】河合申仁師の仕事場で再会させて頂きました。

前に見せて頂いたのが、ちょうど4年ほど前だったので、今回見せて頂くのを楽しみにしておりました。
今回は、ブログでお世話になっている花鳥風月さんにお願いをして、持ち主であるNさんにご無理を申し上げ、河合師の仕事場にて、【泉大津濱八町地車禮讚】の著者である花内友樹氏と共に拝見をさせて頂ける事になりました。

改めて、拝見すると以前より素晴らしく感じ、シャッターを切ろうとするとカメラにメディアを入れ忘れたのに気づき、岸和田中走り回るという大失態を演じましたが、何とか撮影させて頂きました・・・(激汗)

まあ、そんなアホなオッサンの戯言は置いておいて、主役である騎馬武者を見て頂きましょう♪
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▲このすばらしい馬乗り、見た感じは開さん風であり、舜さんの初期によく見られるタイプだと思われます。昭和5年制作の岸和田市中尾生町(同市荒木町)の見送り馬乗りや昭和7年制作の板原先代(現:菱木奥)と時期を同じく制作されたのではないかと思われます。また、パッと見いは見送りに納まっているような騎馬武者ですが、このバランスだととても地車の振動に耐えられるはずも無く、また台座にも釘跡も無いので、完全に置物として制作されたものだと考えれます。持ち主のNさんにお話を伺ったところでは、Nさんのお祖父さんが「有名な彫師さんの作品や~」と言って買ってこられたのだと口伝されているのだとか・・・そのお爺様はよほど先見の目があられたんでしょうね~
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▲違う角度より・・・
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▲細部も無茶苦茶よく彫られています。地車彫刻と違って置物なので、ここまで彫られたんではないでしょうかね~
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▲最後に武者のアップです♪
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▲今回、お世話になったNさんと花内氏と河合師です。

もう一度、この作品に出会えると思っていませんでしたので、本当に貴重な機会を与えて頂きました。また、泉州の彫物研究の第一人者である花内氏と黒田の流れを汲む彫物師である河合師とともに見せて頂け、お話も聞かせて頂けたというのも有意義でした。

そのお話の中で、花内氏が仰るには、舜さんの置物は非常に珍しく氏が知る限りでは、これ以外に一体しかない貴重な作品だそうで、改めて良いものを見せて頂けたな~と思いました。

最後に、今日の見学に際し、ご無理をいって作品を持ってきた頂いたNさんをはじめ、ブログ仲間の花鳥風月さん、花内氏と河合師には、ブログ上からではありますが、厚く御礼を申し上げます。

ありがとうございました。。。