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最近、少し暖かかったですが、今日は少し肌寒かったですね~
オフ期ということもあり、ちょっと地車からは遠ざかっているので、そろそろ禁断症状が出て来るところですが、もう少し我慢して春を待ちたいと思います・・・(笑)

そして、本日は【江戸彫】シリーズで、帝釈天の続きを掲載します。
前回、すばらしい二天門・手水舎を見て頂きましたが、今回はいよいよ祖師堂・釈迦堂を見て頂きたいと思います。

祖師堂は、元々帝釈堂でありましたが、明治になって、現在の帝釈堂が造られたので、、大修理を加えて現在の祖師堂になったそうです。

また、釈迦堂は、帝釈天最古の建造物だそうで、文化・文政期の江戸の伽藍造りの風格を見せる貴重な建物であり、霊宝である白鳳期の釈迦立像、開祖である日栄上人と中興祖の日敬上人の木像を祀っているそうです。

それでは、説明はこの辺りにして、今宵も木彫を中心に、ご覧下さい♪
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▲まずは、釈迦堂です。帝釈天の中の建物では、あっさり目の建物と言えます。また、一番古い建物という事ですが、木彫は厳ついのが入っています!
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▲まずは、当ブログでもお馴染みになりました振向きの唐獅子の木鼻です!帝釈天の木鼻の中では、小さめの作品なんですが、顔のバランスもとれ、何よりも魔除けの役目を果す睨みというか、厳つさが利いた非常に良い作品です。
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▲そして、対の阿形の木鼻です。こちらも厳つさの中にも何か滑稽さが滲み出てる気がする逸品です。
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▲続いて、持ち送りです。これもお馴染みの「波に亀」です。ちょっと、波に特徴がありますね~波形が独特ではないでしょうか・・・?ええ感じです!
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▲波形の独特さは、こちらの方が、良く解るのではないでしょうか・・・
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▲釈迦堂の最後は、蟇又の龍です。こちらも良い作品ですね~何と言っても厳つさは抜群です!この彫物師さんの龍は、何とも言えない威圧感がありますね~
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▲続いては、旧帝釈堂である祖師堂です。
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▲いきなりですが、この正面を見て頂きましょう♪これだけでも、ヨダレもんですね~
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▲部位のトップバッターは、懸魚の「飛龍」です。あっさり目の作品ですが、飛龍の顔の厳つさは絶品ですね~
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▲そして、木鼻の唐獅子と獏です。しかし、ええ感じの唐獅子ですよね~二天門の作品もそうでしたが、目の上の巻毛が目に覆い被さり、厳つさが増します。江戸彫と言うおうか、この彫物師さんの特徴なんでしょうか。。
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▲反対側です!獏のお顔も良い感じです!
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▲そして、持ち送りの「波に濱千鳥?」でしょうか。この持ち送りもそうですが、ここ帝釈天の持ち送りの彫り込みようは、素晴らしいの一言ですよね~
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▲対の方もご覧の通りです!この波の波形も先ほどの釈迦堂の物とは異なりますが、良いラインですよね・・・ 
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▲いきなり厳ついお顔ですが、蟇又の龍です!豪快ですよね~!! 
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▲そして、この祖師堂で個人的に、気を惹いた虹梁の「宝ずくし」です!この意匠は、大阪の信貴山朝護尊寺でも見かけた様な気がしますが、彫りの様相は、まるで違います!とにかく、すばらしかったです。。 
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▲アップです!宝である琵琶や太鼓などが見えますね!ええな~ 
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▲反対側です。こちらも雲形を含めて絶品ですね~
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▲こちらには、琴や笙などが彫られていますね~惚れ惚れしますな~

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いかがでしたか~? いきなり、厳つい二連発でしたね~ この二連発も帝釈天の中では、まだまだ序曲にしか過ぎません! しかし、この二つの序曲で、後のすごさも何となく、分かって頂けるのではないでしょうか??(笑) また、大阪の寺社仏閣でもそうなんですが、この寺社仏閣の木彫は、やはり時間を掛けられた丁寧に彫り込まれた作品が多いですね~ ここ帝釈天は、特にその辺りが感じられます。。 それでは、次回も帝釈天からお送りします♪